2月末刊行、『キュレーションの現在』収録の特別座談会。その「拡大版」を行うべく、以下4名が再結集します!
東京国立近代美術館で数多くの展覧会を手がけ、日本の近現代美術の文脈を築いてきた蔵屋美香さん。アーティストかつ評論家として「カオス*ラウンジ」でインディペンデントなキュレーションを行ってきた黒瀬陽平さん。国立西洋美術館という日本でも特殊な立ち位置で仕事をしながら、国際的な文脈を意識しつつ状況を考える新藤淳さん。「磯崎新 12×5=60」展監修をはじめ、キュレーターではない立場で歴史・領域を横断しながら企画に携わっている松井茂さん。
本書に収録しきれなかったお話や、近年のアートやキュレーションについて徹底討論を行います。キュレーションの前衛とは?これからの美術館の使命とは?表現をめぐる状況をどう思うか?日本のキュレーションにはどんな未来が待ちうけているのか?今日のアートを語るうえで必聴のトークとなるでしょう。
○日時:2015年3月20日(金) 19:00~ (開場18:30)
○場所:紀伊國屋書店新宿本店 8階イベントスペース
○定員:50名 ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます。
○参加方法:2月27日(金)10:00より7階レジカウンターにて、『キュレーションの現在』をお買い上げへ参加整理券を配布いたします。
お電話でのご予約も同日より承ります。
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ご予約の方は、7Fカウンターにて対象書籍購入後、8Fイベントスペースへお越し願います。
ご予約・問い合わせ:7階直通 03-3354-0757
*座席は自由席となります。
*トークは1時間程度を予定しております。
*会場での録音は固くお断りいたします。
○お問い合わせ・ご予約 新宿本店7階カウンター 03-3354-0757
★当店に繋がる他の電話番号におかけになられても、ご予約は承れませんのでご注意下さい。
蔵屋美香(くらや・みか)
千葉大学大学院修了。東京国立近代美術館美術課長。おもな展覧会に「ぬぐ絵画―日本のヌード 1880-1945」(2011-12 年、東京国立近代美術館 第24 回倫雅美術奨励賞)、第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館キュレーション(2013 年、アーティスト:田中功起 特別表彰)、「高松次郎ミステリーズ」(2014-15 年、東京国立近代美術館)など。
黒瀬陽平(くろせ・ようへい)
美術家、美術評論家、アーティストグループ「カオス* ラウンジ」代表。著書に『情報社会の情念』(2013 年)。主なキュレーション作品に「破滅* ラウンジ」(2010 年)、「カオス* イグザイル」(F/T11 主催作品、2011 年)、「キャラクラッシュ!」(2014 年)など。
新藤淳(しんふじ・あつし)
1982 年生まれ。西洋美術史。国立西洋美術館研究員。共著に『版画の写像学』(2013 年、ありな書房)など。展覧会企画に「かたちは、うつる」(2009 年)、「フェルディナント・ホドラー展」(2014 年)など。
松井茂(まつい・しげる)
詩人。東京藝術大学芸術情報センター助教。関わった企画・展示に「テレビジョン再検証・中継の思想」(TBS 報道局+東京藝術大学芸術情報センター、2013 年、企画)、「おくりもの藤幡正樹 Expanded Animation Works」(恵比寿映像祭、2014 年、プログラマー)、「磯崎新 12×5 = 60」(ワタリウム美術館、2014-15 年、監修)ほか。