2015年3月20日(金)

「図書館のこれからをガチで語る」トークイベント 大串夏身さん×岡本真さん×吉井潤さん

MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店
開催日時:2015年03月20日(金)19:00 ~ 2015年03月20日(金)21:00

地方分権や指定管理者制度導入などの社会状況の変化を背景に図書館を取り巻く環境が変わり、また人々の意識の変化にともなって図書館は「読書施設」だけでなく情報のハブやアーカイブ装置としての役割を求められるようになっています。また、たとえば、TSUTAYAを運営するCCCが指定管理者となった武雄市図書館によって地域と図書館の関係性が改めて注目されたように、あるいは図書館をめぐる出版社のシンポジウムが開催されたように、静的なイメージがある図書館に対する議論の熱量が上がってきています。

そこで、本トークイベントでは、新刊『29歳で図書館長になって』で、20代で図書館長になった経験をもとに図書館のあるべき姿・未来像から日々の実践、資金繰りまでを語った吉井潤さんに、書籍では書ききれなかった点も含めて、若手図書館員の立場から積極的な提言をしていただきます。

そして、『これからの図書館・増補版』の著者・大串夏身さんと『未来の図書館、はじめませんか?』の著者・岡本真さんに、『29歳で図書館長になって』の内容もふまえておふたりがもつ図書館の未来像を語っていただき、3人それぞれの立場から「図書館のこれから」をガチで戦わせていただきます。

それぞれ異なるアプローチで「図書館の行く末」に関する著書を刊行している3人のトークイベントです。当日はかなり踏み込んだ内容になると予想されますので、図書館員や図書館に興味がある方はもちろん、図書館をよく利用するみなさんもふるってご参加ください。

■登壇者■

大串夏身(おおぐし・なつみ)
1948年、東京都生まれ。昭和女子大学人間社会学部特任教授。日本図書館情報学会、日本学校図書館学会、日本図書館協会、比較都市史研究会などの会員。著書に『これからの図書館・増補版』『図書館の可能性』『調べるって楽しい!』『DVD映画で楽しむ世界史』(いずれも青弓社)、編著に『読書と図書館』、共著に『触発する図書館』(ともに青弓社)、『図書館概論』(学文社)など多数

岡本 真(おかもと・まこと)
1973年、東京都生まれ。アカデミック・リソース・ガイド代表取締役、プロデューサー。ヤフーで「Yahoo!知恵袋」などのプロデュースなどを担当し、2009年に起業し現在に至る。日本各地で図書館のプロデュースに関わる。著書に『未来の図書館、はじめませんか?』(青弓社)、『ウェブでの〈伝わる〉文章の書き方』(講談社)、共編著に『ブックビジネス2.0』(実業之日本社)ほか

吉井 潤(よしい・じゅん)
1983年、東京都生まれ。2006年、山中湖情報創造館(ライブラリアン)、09年、練馬区立南田中図書館副館長、10年、新宿区立角筈図書館副館長をへて、13年から江戸川区立篠崎図書館・江戸川区立篠崎子ども図書館館長。地域資料デジタル化研究会理事 、三田図書館・情報学会会員、日本図書館協会会員。共著に『図書館の活動と経営』(青弓社)

■日時:2015年3月20日(金) 18:30 開場 19:00 開演
■場所:MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店 7階喫茶コーナーにて。入場料 1000円(1ドリンク付き)
■定員:40名
■受付:ご予約が必要です。7階カウンター、もしくは、お電話にてご予約承ります。
■お問い合わせ先:MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店 ☎03-5456-2111

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