社会を楽しくする障害者メディア、季刊『コトノネ』26号が5月に刊行されました。巻頭グラビアに写真を寄せていただいた大西暢夫さんは、映画監督としても活躍されています。このたび、『コトノネ』26号刊行記念として、大西さんのドキュメンタリー映画『オキナワへいこう!』の上映会を開催します。
大西暢夫さんは、17年間、全国各地の精神科病院を訪ね、撮影を続けています。この映画は、大阪の浅香山病院に長期入院している患者さんが、病院のスタッフや支援者といっしょに沖縄旅行を計画することからはじまるドキュメンタリー。「精神科」「患者」なんて言葉を、観ているうちに忘れてしまう、笑って泣ける、エネルギーのある作品です。
実は、作品は制作途中。なのに各地で上映会を開いてしまう大西さん。上映後、大西さんからごあいさつもいただく予定です。
ぜひお越しください!
【出演者プロフィール】
大西暢夫(おおにし・のぶお)
写真家、映画監督。1968年東京生まれ、岐阜県揖斐郡池田町育ち。写真家で、映画監督の本橋成一氏に師事。アシスタントをするあいまに、ダムに沈む岐阜県徳山村の取材をはじめる。2001年から精神病院に長期入院する人の撮影をスタート。それをきっかけに、日本国内におけるアール・ブリュットの作品とその作者の取材を多数手がけるようになる。 震災直後に被災地に入り、いまも東日本大震災の取材も続けている。
季刊『コトノネ』
障害のある人の「はたらく」をテーマに発行している季刊誌。最新26号が発売中。働く障害者のこと、施設でつくられる商品、福祉の世界で活躍している人たちとともに、障害者福祉が社会をたのしくする事例を紹介している。
HP
時間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order