1月に突然の死を迎え、社会に大きな衝撃を与えた、思想家西部邁の新刊『西部邁発言①「文学」対論』を刊行しました。
これは西部邁が主宰した雑誌『発言者』で行われた文学者との対話、鼎談を集めたものです。
そこには西部邁の文学観のみならず、文学を通して社会と政治を語り、そこに対談相手の文学者も強く共感し、他に類をみない優れた対話となっています。
今回はそのなかから、作家辻原登さんに登場いただき、対談で司会を務めた文芸批評家富岡幸一郎とともに、戦後文学と社会、そして西部邁という思想家について、その死の真実を含めて、忌憚なく語っていただきます。
西部ファンのみならず、文学ファン、そして現代という時代に問題意識を持つ方々に、ぜひとも参集いただきたいと考えています。
日 時|2018年7月11日(水) 19:00開演 18:45開場
会 場|紀伊國屋書店新宿本店9階イベントスペース
参加料|500円
受 付|6月19日(火)よりお電話にてご予約を受付いたします。(先着50名様)
ご予約電話番号:03-3354-0131
新宿本店代表番号(10:00~21:00)
※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。
【プロフィール】
辻原登(つじはら・のぼる)
1945年生まれ。小説家。神奈川近代文学館館長・理事長。『村の名前』芥川賞、『飛べ麒麟』読売文学賞、『遊動亭円木』谷崎潤一郎賞、『枯葉の中の青い炎』川端康成文学賞、『花はさくら木』大佛次郎賞、『許されざる者』毎日芸術賞、『冬の旅』伊藤整文学賞、日本芸術院賞・恩賜賞、紫綬褒章。他に著書には、『熱い読書冷たい読書』『発熱』『約束よ』『ジャスミン』『夢からの手紙』『円朝芝居噺 夫婦幽霊』『抱擁』『闇の奥』『東京大学で世界文学を学ぶ』『韃靼の馬』『熊野でプルーストを読む』『父、断章』『寂しい丘で狩りをする』『東大で文学を学ぶ ドストエフスキーから谷崎潤一郎まで』『Yの木』『籠の鸚鵡』など多数。
富岡幸一郎(とみおか・こういちろう)
1957年生まれ。文芸批評家。関東学院大学教授、鎌倉文学館館長。中央大学文学部仏文科卒業。第22回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞。著書『戦後文学のアルケオロジー』(福武書店)『内村鑑三』(中公文庫) 『批評の現在』(構想社)『仮面の神学 三島由紀夫論』(構想社)『使徒的人間 カール・バルト』(講談社文芸文庫)『文芸評論集』(アーツ・アンド・クラフツ)『最後の思想 三島由紀夫と吉本隆明』(同)『川端康成 魔界の文学』(岩波書店〈岩波現代全書〉)共編著・監修書多数。
司会 志賀信夫(批評家・編集者)
◆注意事項◆
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・講演終了後、サイン会を行います。書籍は会場で販売いたします。
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