イタリアで料理の修業をする料理人たちを取材し、彼らの状況や夢を記録した『イタリアに行ってコックになる』からおよそ10年。著者の井川直子さんが、当時出会った料理人たちのその後を追いかけた『シェフを「つづける」ということ』(ミシマ社刊)を上梓しました。
代官山 蔦屋書店では、本書の刊行を記念して、著者の井川直子さんと『料理通信』副編集長の曽根清子さんをお招きし、トークイベントを開催します。
おふたりには、いまの飲食業界をめぐる状況を俯瞰しながら、本書に登場するシェフたちの修行時代から独立した現在までの様々なエピソードを交えつつ、個人店における「店づくり」や料理人の「人生設計」といった視点を軸にお話しいただきます。
変化の激しい飲食業界にあって、そこで働く「人」と真摯に向き合ってきた井川さんと曽根さん。お2人のお話は、料理関係者だけでなく、さまざまな業種・業界で日々働き「つづける」人びとにも、示唆を与えてくれるでしょう。
これからの時代になにかを始めたい方、いま取り組んでいる仕事を長くつづけけたい方、また、料理、店づくり、小商い、地方、働き方といったキーワードに興味がある方は、ぜひご参加ください。
【参加方法】
店頭(3号館1階レジカウンター)、当店オンラインストアで対象商品をご購入のお客様に参加券を配布します。
【対象商品】
① 『シェフを「つづける」ということ』(ミシマ社刊/税込1,944円)
② 『料理通信』バックナンバー含む2冊
(『料理通信』バックナンバーは店頭での販売のみとさせていただきます。)
【定員】
60名
【ご注意事項】
※参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
※当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
※参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
※止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
※オンラインストアでの受付は2015/4/3(火)午前9時の受注分までとさせていただきます。
【登壇者プロフィール】
井川直子 (いかわ・なおこ)
1967 年秋田県生まれ。フリーライター。レストラン取材のほか、主に料理人、生産者など「食」と「飲」まわりの人々、店づくりなどの記事を雑誌・新聞等に寄稿。日本中のイタリアンを訪ねる「地方イタリアン」もライフワーク。著書に『イタリアに行ってコックになる』『僕たち、こうして店をつくりました』(以上、柴田書店)、共著に『麗しの郷ピエモンテ』(昭文社)などがある。『dancyu』『料理通信』に記事を連載中。
曽根清子 (そね・きよこ)
雑誌『料理通信』副編集長。2006年の創刊当初より連載「新米オーナーズ・ストーリー(執筆:井川直子氏)」にて魅力ある個人店のオーナーの店づくりを取材。また同誌の人気特集――”狭い””お金がない””立地が悪い”を逆転の発想で武器にする「小さくて強い店はどう作る?」シリーズも担当する。
- 会期:
- 2015年4月6日(月)
- 会場:
- 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
- 開館時間:
- 19:30~21:00
- 主催:
- 代官山 蔦屋書店
- 協力:
- 株式会社ミシマ社 / 株式会社料理通信社
- お問い合わせ:
- 03-3770-2525