2018年8月13日(月)

荒木健太郎 × 小沢かな × 佐々木恭子「せきらんうんへの雲愛の育み方」  『せきらんうんのいっしょう』(ジャムハウス)刊行記念

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夏の空はにぎやかです。
朝に陽が昇ってきて、しっとりとした空気が段々とアツくなり、モクモクしはじめる「積雲」たち。そして午後にかけて調子に乗って成長した積雲は「雄大積雲」になり、より高みを目指します。彼が目指すのは「積乱雲」。

積乱雲は夏の風物詩として古くから親しまれている存在ですが、彼らが夏の空でどんな想いで成長しているのか、そしてどんな未来をたどるのか、そこには人間性を感じるようなドラマがあります。そんな夏の空の物語が、絵本になりました。

本イベントでは、気象絵本『せきらんうんのいっしょう』著者である雲研究者・荒木健太郎さんと漫画家・小沢かなさん、ふたりのマブダチである気象予報士・佐々木恭子さんをナビゲーターとしてお招きし、来場される皆さんと一緒に積乱雲への雲愛を深めていきます。気象絵本の気象学的解釈やイラストへのこだわり・見どころの紹介に加え、おとなの雲友のみなさま向けの読み聞かせ、そして雲の描き方の実演も予定しています。

この夏、空で繰り広げられる物語に想いを馳せてみませんか?
きっと、これまで聞き逃していた雲たちの声が届くようになることと思います。
雲友たちと一緒に雲愛を語り、夏空への雲愛まみれの時間を過ごしましょう。

【出演者プロフィール】
荒木健太郎(あらき・けんたろう)
雲研究者。気象庁気象研究所予報研究部第三研究室研究官。1984年生まれ。茨城県出身。慶應義塾大学経済学部を経て気象庁気象大学校卒業。地方気象台で予報・観測業務に従事した後、現職に至る。防災・減災を目指して、豪雨・豪雪・竜巻などをもたらす雲の仕組みを研究している。著書に『せきらんうんのいっしょう』(ジャムハウス)、『世界でいちばん素敵な雲の教室』(三才ブックス)、『雲を愛する技術』(光文社新書)、『雲の中では何が起こっているのか』(ベレ出版)など。
Twitter:@arakencloud、Facebook:kentaro.araki.meteor

小沢かな(おざわ・かな)
漫画家。イラストレーター。神奈川県出身。法政大学文学部日本文学科文芸コース卒業。学生時代、航空機・グライダーを操縦する部活「航空部」に在籍し、自家用操縦士(上級滑空機)の資格を取得。その経験を題材にした漫画『ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部』を執筆。全5巻発売中(新潮社バンチコミックス)。気象絵本『せきらんうんのいっしょう』(ジャムハウス)イラストを担当。現在(2018年2月より)、雑誌「ハツキス」(講談社)にて『野々宮月子はいつも眠い』連載中。
Twitter:@kana_ozawa_blue、Instagram:kana_ozawa_blue、Facebook:@kana.ozawa.bluethermal

佐々木恭子(ささき・きょうこ)
合同会社「てんコロ.」代表。気象予報士。お天気YouTuber。天気ネタをこねくりまわす「ラジオっぽいTV」を毎日YouTubeで発信中。早稲田大学第一文学部卒業後、テレビ番組制作会社に入社。バラエティー番組のディレクターを経て、2007年なぜか気象予報士の資格を取得し民間の気象会社へ。自治体防災向け局地予報、高速道路・国道向けの雪氷予測などを担当し、「冬の予報士は心をへし折られる」という天気予報の現場の裏の顔を知ってその魅力にハマる。現在は予測業務の他にカルチャースクールや資格取得のためのスクールを開催。
Twitter:@tencorocoro、Facebook:sasakikyoko124

時間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order

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