2018年8月28日(火)

姫野桂 × 雨宮処凛 × 光武克「発達障害の人と定型発達の人の生きづらさの違いとは」 『私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス)刊行記念

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片付けられない、仕事ができない、空気が読めない、コミュニケーションを取るのが難しい……これまではただの「困った人」と思われてきたこれらの問題。しかし、生まれつきの脳の特性だと分かり、近年様々なメディアが「大人の発達障害」として取り上げています。

そんな発達障害当事者たちに取材を行い、8月5日に『私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス)を刊行する姫野桂さん。

単行本にも収録されている当事者座談会に参加した、『発達障害BAR The BRATs』のオーナーの光武克さんは「定型発達の人(健常者)も生きづらさを抱えていることを発達障害者は知っているのか?」と疑問を呈しています。

ロスジェネ世代の生きづらさや貧困問題に詳しい作家の雨宮処凛さんは、生きづらさを抱えていた20代前半、リストカットやオーバードーズを体験し、著書にも壮絶なエピソードを綴っています。

そこで、姫野桂さん、雨宮処凛さん、光武克さんをお迎えして、「生きづらさ」について、トークイベントを開催します。

私たちはさまざまな生きづらさとどう向き合い、どう緩和していけばいいのか、核心に迫ります。

【トークテーマ(予定)】
・発達障害とは?
・当事者はどんな生きづらさを感じているのか
・一般的な生きづらさとは?(男女、世代、時代背景など)
・発達障害者と定型発達の人、どう歩み寄ればいい?

【出演者プロフィール】
姫野桂(ひめの・けい)
フリーライター。1987年生まれ。宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをし、編集業務を学ぶ。卒業後は一般企業に就職。25歳のときにライターに転身。現在は週刊誌やWebなどで執筆中。専門は性、社会問題、生きづらさ。猫が好き過ぎて愛玩動物飼養管理士2級を取得。

雨宮処凛(あまみや・かりん)
1975年生まれ。作家、活動家。バンギャル、右翼活動を経て、2000年に自伝的エッセー『生き地獄天国』(筑摩書房)でデビュー。自身の経験から、若者の生きづらさについて著作を発表する傍ら、イラクや北朝鮮へ渡航を重ねる。その後、格差や貧困問題について取材、執筆、運動を続ける。『生きさせろ!難民化する若者たち』(同)はJCJ賞受賞。反貧困ネットワーク世話人。著書に『非正規・単身・アラフォー女性 「失われた世代」の絶望と希望』(光文社新書)など多数。

光武克(みつたけ・すぐる)
1985年佐賀県生まれ。上智大学文学部在学中、起業に目覚める。在学中より始めたフリーでの予備校講師業を継続する傍ら、発達障害バー「The BRATs」の オーナーの顔を持つ。学習参考書、教育コラム、発達障害にまつわる記事などの執筆活動や、教員へ向けた教育研修事業に加え、現在は発達障害当事者であることを活かし、社会で生きづらさを抱えた人へ向けたコミュニティ事業を立ち上げている。

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink

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