いま、世界中の起業家やクリエイターが、ベルリンを目指すのはなぜかーー。
スタートアップ・エコシステム、ネオヒッピー・カルチャー、ポスト・データエコノミー。
「壁」の崩壊から30年、テクノミュージックによって断絶を乗り越え文化多様性が社会をドライブさせるこの街には、硬直したテックイノベーションを更新する秘密の「レシピ」が隠されている。今回のイベントでは、『WIRED』日本版元編集長の若林恵を迎え、『ベルリン・都市・未来』を読み解くための選書リスト(特別編集版)をもとに、ベルリンでいま起こっていること、ベルリンから見た世界、アジアを紐解いていく。
【プロフィール】
若林恵(わかばやし・けい)
1971年生まれ。編集者。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後,雑誌,書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。著書『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)。
武邑光裕(たけむら・みつひろ)
1954年生まれ。メディア美学者。クオン株式会社ベルリン支局長。日本大学芸術学部、京都造形芸術大学、東京大学大学院、札幌市立大学で教授職を歴任。80年代よりメディア論を講じ、インターネットの黎明期から現代のソーシャルメディアからAIにいたるまで、デジタル社会環境を研究。著書に『記憶のゆくたてーデジタル・アーカイブの文化経済』、『さよなら、インターネット──GDPRはネットとデータをどう変えるのか』など。現在ベルリン在住。
日程 / 2018年9月22日 (土)
時間 / 14:00~15:30 開場 13:30~
料金 / 1,350円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00