“ランドスケープ・アーキテクト”石川初さんによる最新刊『思考としてのランドスケープ 地上学への誘い――歩くこと、見つけること、育てること』がLIXIL出版より好評発売中です。
本書は山間の農家で遭遇する巧みな工作(ファブリケーション)スキルをもつおじいさん「1章 FAB-G」、GPSで記録した「軌跡ログ」を手に地図師となった私を描く「4章 地形と移動」、不寛容なベンチに座って考える都市と公園の関係「5章 ベンチの攻撃」などで構成されています。里山の前方後円墳や平城京跡の観察から、「ポケモンGO」、自宅の庭いじりまで、時間、スケール、事象を絶え間なく往還する〈地上学〉。“思考としてのランドスケープ”とともに私たちの生活や暮らしを観察・分析すれば、地上は愉快でたくましい生存のスキルで満ちていることを発見できます!
B&Bでは本書の刊行を記念し、イベントを開催します。
ゲストには住宅都市整理公団の総裁にして“ヤバ景”フォトグラファー、大山顕さんをお迎えし、元祖“ラ系”のお二人が〈地上〉について語り合います。
もしかして話題の「日本橋首都高地下化問題」をめぐって論争勃発?!
ぜひご参加ください。
【プロフィール】
石川初(いしかわ・はじめ)
1964年、京都府生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科/環境情報学部教授。登録ランドスケープ・アーキテクト。著書に『ランドスケール・ブック』、共著に『ドボク・サミット』『復興の風景像』など。共著『今和次郎「日本の民家」再訪』で2013年日本建築学会著作賞、2013年日本生活学会今和次郎賞受賞。
大山顕(おおやま・けん)
1973年、千葉県生まれ。フォトグラファー/ライター。工場、団地、ジャンクションなどをめぐり、住宅都市整理公団、日本ジャンクション公団総裁をつとめる。著書に『工場萌え』『団地の見究』『ジャンクション』、共著に『真上から見た狭くて素敵な部屋カタログ』『ショッピングモールから考える――ユートピア・バックヤード・未来都市』など。
時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order