『心に風が吹いてくる 青春文学アンソロジー』がこの度三省堂より刊行されました。
若い人たちや、青春文学を求めている読者に向けた文学アンソロジーをつくりたい!という編者である高山実佐さん、東直子さん、千葉聡さんのお三方の熱い思いが結実した本書には「青春」をテーマに、厳選された小説・エッセイ20編、詩2編、短歌10首、俳句10句が掲載されています。
そしてB&Bでは本書の刊行を記念して、トークショーを行います。
ゲストには、掲載作品のひとつであるエッセイ「世界を覆す呪文を求めて」の著者で歌人の穂村弘さんをお呼びしました。
掲載された作品それぞれの魅力はもちろんのこと、その作品にまつわるエピソードや、そこからひろがる読書の世界、さらには高山さん、東さん、千葉さんそして穂村さんの青春時代の切ない思い出など、とっておきの話が聞けることでしょう。
青春について、あるいは文学についての縦横無尽なトークをどうぞお楽しみに!
【出演者プロフィール】
穂村弘(ほむら・ひろし)
歌人。1962年、北海道生まれ。歌集に『シンジケート』、『ドライ ドライ アイス』、『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』、『水中翼船炎上中』、エッセイ集に『絶叫委員会』、『鳥肌が』(講談社エッセイ賞)、歌論集に『短歌の友人』(伊藤整文学賞)、絵本に『あかにんじゃ』(ようちえん絵本大賞特別賞)など著書多数。
高山実佐(たかやま・みさ)
1962年東京都生まれ。東京都立高等学校国語科教諭を経て、國學院大學文学部准教授。国語科教育法などを担当。著書に『高等学校国語科 新科目編成とこれからの授業づくり』『文学の授業づくりハンドブック: 授業実践史をふまえて』など。
東直子(ひがし・なおこ)
1963年広島県生まれ。
1996年、「草かんむりの訪問者」で第7回歌壇賞受賞。2006年、『長崎くんの指』で小説家としてデビュー。2016年『いとの森の家』で第31回坪田譲治文学賞受賞。
千葉聡(ちば・さとし)
1968年神奈川県生まれ。高校教諭、歌人。1998年、第41回短歌研究新人賞を受賞。歌集に『微熱体』『飛び跳ねる教室』『今日の放課後、短歌部へ!』など。歌書に『短歌は最強アイテム』など。
時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order