2018年10月15日(月)

仲俣暁生 × 中野純 × 南陀楼綾繁「サリーだって語りたい! …男⼦が見た少⼥まんがの歴史と変遷」 〜町田市民文学館ことばらんど「みつはしちかこ展」連動トークショー〜

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「リボンの騎⼠」「ベルサイユのばら」…そして、いわゆる花の24 年組(萩尾望都、⽵宮惠⼦、⼤島⼸⼦、⼭岸凉⼦など)作家の活躍といった流れで語られることの多い少⼥まんが史の世界ですが、男子の目線で捉えると、⻑⾕川町⼦、みつはしちかこ、さくらももこ等の作品も、多様な切り口で語れるかも!?

そこで本企画は、たとえば⾳楽における「はっぴいえんど史観」や「渋⾕系〜フリーソウル」のように、少⼥まんがの歴史を、自由なボーイズトークで読み替えてみようというチャレンジングな企画です。

ご登壇いただくのはフリー編集者/⽂筆家の仲俣暁生さん、体験作家/私設図書館「少⼥まんが館」共同館主の中野純さん、ライター/編集者の南陀楼綾繁さんのお三方。

仲俣さんはマンガ評論について、中野さんは少女まんがをテーマにした著書をそれぞれ年内に刊⾏予定で、また10月24日から町⽥市⺠⽂学館ことばらんどで開催される「みつはしちかこ展」(https://bit.ly/2woI1un)に関わっていらっしゃいます。
⼆⼈と親しく、また少⼥まんがにも⼀家⾔ある南陀楼さんを交えた鼎談は、きっと息の合った楽しいものになるはずです。どうぞ御期待ください!

※タイトルにある「サリー」とは、チッチとサリーで⼈気を博したみつはし作品「⼩さな恋のものがたり」の、背が⾼くハンサムな村上聡にちなんでいます。

【出演者プロフィール】
仲俣暁生(なかまた・あきお)
1964年東京生まれ。編集者、⽂筆家、ウェブメディア「マガジン航」編集発行⼈。著書に『ポスト・ムラカミの日本文学』(朝日出版社)、『極西文学論』(晶文社)、『〈ことば〉の仕事』(原書房)、『再起動(リブート)せよと雑誌はいう』(京阪神エルマガジン)ほか、編著に『編集進化論』(フィルムアート社)ほかがある。

中野純(なかの・じゅん)
1961年東京生まれ。体験作家/私設図書館「少⼥まんが館」共同館主。「闇」に関わる著作を数多く発表する一方、夜の山や街を歩く「闇歩きガイド」としても活動。著書に『闇を歩く』(知恵の森文庫)、『東京「夜」散歩』(講談社)、『「闇学」入門』(集英社新書)、『庶民に愛された地獄信仰の謎』(講談社+α新書)ほかがある。

南陀楼綾繁(なんだろう・あやしげ)
1967年島根県出雲市生まれ。ライター、編集者。古本、新刊、図書館、ミニコミなど、本に関することならなんでも追いかける。1997年から2005年まで、編集スタッフとして「本とコンピュータ」編集室に在籍。谷中・千駄木・根津で一箱古本市を開催する「不忍ブックストリート」代表。「一箱本送り隊」呼びかけ人。近著に『本好き女子のお悩み相談室』(ちくま文庫)、『蒐める人』(皓星社)がある。

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order

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