秋田県立近代美術館で個展「ハンターギャザラー」を開催中の、アーティスト・鴻池朋子さんの最新作品集が11月初旬に刊行となります。
刊行を記念し、美術家でありホーメイ歌手である山川冬樹さんをお呼びしてトークを開催。
お二人は、展覧会の会場でパフォーマンスを一緒におこなってきました。
そのきっかけや、現在開催中の個展のことも含め、個展製作と並行して経験した御巣鷹山の清掃登山、瀬戸内の大島青松園での出来事など、多岐にわたって語っていただきます。
【プロフィール】
鴻池朋子(こうのいけ・ともこ)
美術家。1960年秋田県生まれ。
様々なメディアでトータルインスタレーションを行い、芸術の問い直しを試みている。
近年では2016年「Temporal Turn」スペンサー美術館・自然史博物館(カンザス大学)、’17年「Japan-Spirits of Nature」アクバラル美術館(スウェーデン)、’18年「Kalevala」ケラバ美術館(フィンランド)など。
個展は’09年「インタートラベラー 神話と遊ぶ人」東京オペラシティ、’15年「根源的暴力」神奈川県民ホール、’18年「Fur Story」 Leeds Arts University(イギリス)など。
現在、秋田県立近代美術館にて「鴻池朋子 ハンターギャザラー」を開催中。
著書に、『インタートラベラー 死者と遊ぶ人』『焚書 World of Wonder』『根源的暴力』『どうぶつのことば──根源的暴力をこえて』(いずれも羽鳥書店)など。
山川冬樹(やまかわ・ふゆき)
現代美術家/ホーメイ歌手。自らの声・身体を媒体に視覚、聴覚、皮膚感覚に訴えかける表現で、音楽/現代美術/舞台芸術の境界を超えて活動。己の身体をテクノロジーによって音や光に拡張するパフォーマンスや、南シベリアの伝統歌唱「ホーメイ」を得意とし、これまでに16カ国で公演を行う。現代美術の分野では、マスメディアと個人をめぐる記憶を扱った『The Voice-over』(1997〜2008)、「パ」という音節の所有権を一人のアートコレクターに販売する『「パ」日誌メント』(2011~現在)などを発表。
日程 / 2018年11月17日 (土)
時間 / 18:00~19:30 開場 17:30~
料金 / 1,350円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室
お問合せ先 / 青山ブックセンター 本店
電話 / 03-5485-5511
受付時間 / 10:00~22:00