2018年11月8日(木)

イ・ラン × 鈴木みのり「イ・ランとみのりとしゃべりましょ」 『悲しくてかっこいい人』(リトルモア)&『i-D Japan no.6』(世界文化社)刊行記念

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ままならない日々の葛藤や疑問。自意識との戦い、歳を重ねるごとの悩み、生きることにつきものの労働、人間関係……。社会との接点を通して「いったい何者なのか」と自分をみつめたイ・ランのエッセイ集『悲しくてかっこいい人』(リトルモア)。
そして、総勢147名の女性クリエイターたちが参加し、女性の作り手とその創造性を祝福した『i-D Japan no.6』フィメール・ゲイズ号。

この2冊の刊行を記念し、以前から交流も深く、共に『i-D Japan no.6』に寄稿もしているアーティストのイ・ランさんとライターの鈴木みのりさんを迎えて、ゆるりとしたおしゃべり会を開きます。

今年7月のある日、二人はソウルで、それぞれが直面している課題や社会に対する違和感を話し合ったといいます。そこでのおしゃべりは、『i-D Japan no.6』に収録されている2篇のエッセイに結実しました。
男性主義的な社会に迎合する「名誉男性」だった過去の自分と、「フェミニスト」を実践しながら生活する(食べていく)ことの難しさを語ったイ・ランさんの「神はフェミニストなのでしょうか?」。
メディアで使われる「女性」という言葉の範囲に対する違和感と、そうしたカテゴライズには収まりきらない人びとに届く言葉を模索している意思を示した鈴木みのりさんの「まだ書いている途中」。
さて、出来上がったお互いの文章を読んだ二人は、いま何を考えているのでしょうか? あるいは、あなたは何を考えていますか?

本イベントでは、親密な雰囲気のなか、二人がとりとめのなかったり、社会的だったりする話をおしゃべりします。

※当日会場では『悲しくてかっこいい人』(リトルモア)を先行発売。イベント後にはサイン会も予定しております。

【出演者プロフィール】
イ・ラン(Lang Lee)
1986 年ソウル生まれ。シンガーソングライター、映像作家、コミック作家、エッセイスト。16 歳で高校中退、家出、独立 後、イラストレーター、漫画家として仕事を始める。その後、国立の芸術大学に入り、映画の演出を専攻。日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、歌手デビュー。短編映画『変わらなくてはいけない』、『ゆとり』、コミック『イ・ラン 4 コマ漫画』、『私が30 代になった』、アルバム『ヨンヨンスン』、『神様ごっこ』を発表(2016 年、スウィート・ドリームス・ プレスより日本盤リリース)。『神様ごっこ』で、2017 年の第 14 回韓国大衆音楽賞最優秀フォーク楽曲賞を受賞。

鈴木みのり(すずき・みのり)
1982年高知県生まれ。ライター、俳優。『i-D』『wezzy(messy)』『週刊金曜日』(2017年 書評委員)『すばる』『ユリイカ』などにジェンダー、セクシュアリティの知見をもとに書評、映画評を執筆。 第50回ギャラクシー賞奨励賞受賞ドキュメンタリーに出演。利賀演劇人コンクール2016奨励賞受賞作品に主演・衣装。11/23〜28 範宙遊泳『#禁じられたた遊び』(吉祥寺シアター)出演。

ハン・トンヒョン
世話係(ときどき通訳)

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order

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