月亭可朝、松鶴家千とせ、毒蝮三太夫、世志凡太、浅香光代、こまどり姉妹。
日常と非日常、聖と俗、その境界線を歩き回っている人間――”芸人”。
不発弾のような狂気を抱えた彼らの人生はどのように始まり、そして収束していくのか。
レジェンド芸人たちの現在に完全密着したノンフィクション『全身芸人』の取材・文を担当した田崎健太氏と、写真撮影を担当した関根虎洸氏が取材を通して感じた芸人たちの“凄み”とは?
スペシャルゲストとして、本書にも登場する世志凡太・浅香光代夫婦を迎えてお送りする超貴重トーク!
≪プロフィール≫
田崎健太(たざき・けんた)
1968年3月13日京都市生まれ。ノンフィクション作家。
早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。
著書に『W杯に群がる男たち─巨大サッカービジネスの闇─』(新潮文庫)、『辺境遊記』(英治出版)、『偶然完全 勝新太郎伝』(講談文庫)、『維新漂流 中田宏は何を見たのか』(集英社インターナショナル)、『球童 伊良部秀輝伝』(講談社 ミズノスポーツライター賞優秀賞)、『真説・長州力 1951-2018』(集英社文庫)。
『電通とFIFA サッカーに群がる男たち』(光文社新書)。
『真説佐山サトル』(集英社インターナショナル)、『ドラガイ』(カンゼン)など。
関根虎洸(せきね・ここう)
1968年、埼玉県生まれ。フリーカメラマン。
著書に「DOG&GOD」(情報センター出版局)、「CHELSEA 桐谷健太写真集」(ワニブックス)、「遊廓に泊まる」(新潮社)など。
世志凡太(せし・ぼんた)
1934生。作曲家、作詞家、俳優、コメディアン。
芸名はフランス語の「C’est si Bon.」(セシボン=とても良い、の意)から来ている。
1957年、「原信夫とシャープス&フラッツ」にベーシストとして参加。
渡邊プロに所属しバンドマンとして活躍した他、同時期にコメディアンとして「てなもんや三度笠」などテレビ番組やクレージーキャッツ主演の映画、東宝・松竹の喜劇映画、NHKの音楽番組等に出演する。
音楽プロデューサーとしてはフィンガー5を世に送り出した。
1992年、女優の浅香光代と結婚(入籍はしていない)。
浅香光代(あさか・みつよ)
1928年生。戦後剣劇女優界の代表的存在。
1937年、9歳で芸者修行を辞し女優業を目指し浅香新八郎、森静子らの舞台劇団に入門。
若くして才能を認められ芸名「浅香光代」を贈られた。
座長急逝後は「浅香光代一座」を発足、浅草や新宿などの芝居小屋で長期興行を張る人気劇団に成長し戦後~1950年代の女剣劇復活の立役者となる。
以降、映画やテレビでは時代劇と現代劇の双方に出演。後進に殺陣を指導する機会も多い。
開催日時:2018年12月11日(火) 19時00分~(開場18時30分)
開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール
参加費: 800円(要予約)
参加ご希望の方は店頭または電話にて、『田崎さん×関根さんトークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせいただくか、下記「お申し込みはこちら」から専用予約フォームにご入力の上、送信してください。イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせください。
お申し込みはこちら
ご予約受付電話番号:03-3291-5181
※当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて係員にご提示いただきますのでそのままお持ちください。
※6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に6階へお上がりいただくのはご遠慮ください。
※会場での書籍のご購入は現金のみの対応となっており、クレジットカード・図書カード・電子マネー等でのお支払いはできません。また、東京堂のポイントカードへのポイント付与もできませんので予めご了承ください。
※やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。