2018年12月11日(火)

中村義響 × 和田拓海 × 内沼晋太郎「下北沢でレコードと本を売るということ~アナログ媒体ビジネスのこれから」

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古くから「演劇の街」であると同時に「音楽の街」でもある下北沢。

演奏するライブハウスとともに、下北沢には海外のファンがわざわざレコードを買いに来るレコード店がたくさんあります。

『フラッシュディスクランチ』(1982年オープン)、『ディスクユニオン下北沢店』(1985年オープン)という老舗から、『ノアルイズレコード』『Jazzy Sport Shimokitazawa』、『Best sound records』、『シティ・カントリー・シティ』、『ハミングバード』、『Record Station』、『新宿レコード』、『エラレコード下北沢』など、狭いエリアにレコード店が密集しています。

全世界的にもアナログ・レコードが増産の兆しを見せつつある今、新たにレコード店をオープンする店も相次いでおり、さながら下北沢は「レコード屋激戦区」となっています。

そこで、その実情がどうなっているのか……今回は、下北沢に店舗を構えるレコード店のみなさまをお迎えして、B&Bでトークイベントを開催します。

お迎えするのは、下北沢に2002年に出店した『JET SET』の制作卸部マネージャー・中村義響さん、2016年出店した『GENERAL RECORD STORE』店長の和田拓海さん。聞き手は、本と同じアナログな記憶媒体のレコードもこよなく愛するB&Bの内沼晋太郎が務めます。

レコード屋激戦区である下北沢で「レコードを売るということ」がどういうことなのか、レコード ・ビジネスを取り巻く状況について、主に新作をメインに扱う『JET SET』の中村さんと、中古店の 『GENERAL RECORD STORE』和田さんがそれぞれの視点からの市況分析や将来像を解説、同じくアナログな媒体である本を扱うB&Bの「本」と「レコード」を扱うのはどのように違うのか、などについても幅広くお話しいただく予定です。

音楽ファン、レコードファン、お店を出したい人は必聴の内容です。

お楽しみに!

【出演者プロフィール】
中村義響(なかむら・ぎきょう)
1980年生まれ東京都出身。レコードショップ 『JET SET』に勤務。
2001年に輸入レコードショップ『ZEST』のアルバイトとしてレコード屋業界に入り、2007年からJET SETを運営する有限会社フューチュラマに入社。
下北沢店の店舗マネージャーを経て、現在はアナログ盤の企画・制作・流通を行う制作卸部のマネージャーを務める。
その他、レビューやライナーノーツなど音楽に関する雑文も少々。

和田拓海(わだ・たくみ)
1991年大阪生まれ。2016年FTF株式会社に入社。
2018年3月より『GENERAL RECORD STORE』の店長を務める。
現在は店頭業務全般の他に、店内でのインストアイベントや外部のイベント出店の企画なども担当。

内沼晋太郎(うちぬま・しんたろう)
1980年生まれ。一橋大学商学部卒、ブック・コーディネーター/クリエイティブ・ディレクター。
本にまつわるあらゆるプロジェクトの企画やディレクションを行う「NUMABOOKS」代表。
2012年、新刊書店『本屋B&B』を、株式会社博報堂ケトルと協業で東京・下北沢に開業。
著書に『これからの本屋読本』(NHK出版)などがある。

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink

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