写真家ハービー・山口氏の伝説的写真集『代官山17番地』が出版され今年で20年余。この度、『代官山17番地』の新編集版刊行を祝し、トークイベントとサイン会を開催致します。当日、代官山 蔦屋書店での先行販売となります。
新編には多数の未発表作品が掲載されます。そのどれもが”代官山”の歴史・文化に新たな記憶とイメージをもたらします。
撮影場所は、戦前の昭和27年に竣工した同潤会代官山アパートで、昭和~平成初期にかけ代官山のシンボリックな場所として、自然と皆が集ってくる場所としても知られました。蔦が外壁を覆う森のような建築群の写真は、今はなき記憶のモニュメントとして、21世紀の建築ファンの関心をも呼びおこすものともなりそうです。
1990年代と共振する今日、同潤会代官山アパートには何があったのか。ロンドンから戻ったハービー・山口氏はなぜその場所に魅了されたのか。トークイベントでは、これまで語られなかった『代官山十七番地』誕生の背景や制作秘話、新編集版掲載の未公開写真のこと、きらめきと切なさが同居するハービー・山口写真の魅力のルーツなどたっぷり語っていただきます。
サイン会はトーク終了後になります。
皆様のご参加をお待ちしております。
(聞き手 加藤正樹/アートフロア ブックコンシェルジュ)
【参加条件】
代官山 蔦屋書店にて、12月13日先行発売の写真集『新編 代官山17番地』(3,888円/税込)、もしくはイベント参加券(1,080円/税込)のご購入でご参加いただけます。
【お申込み方法】
以下の方法でお申込みいただけます。
①代官山 蔦屋書店 店頭(2号館1階 レジ)
②お電話 03-3770-2525 アートフロア
③オンラインストア
【対象商品】
・ハービー・山口『新編 代官山17番地』
(スペースシャワーブックス 3,888円/税込)
9784909087324
ソフトカバー/160ページ
・イベント参加券(1,080円/税込)
【ご注意事項】
*書籍一冊もしくは参加券一枚のご購入でお一人様にご参加いただけます。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
*当日のお席はお越しいただいた順でのご案内となります。
【プロフィール】
ハービー・山口
1950年、東京都出まれ。
中学2年のとき写真部に入り、幼少期から脊椎カリエスを患っていたが写真を撮ることで生きる希望があることに気づく。
高校・大学と写真部所属。20歳の時何を撮りつづけるかエピファニー(啓示)を得、慈しみややさしさ、人間への共感、ポジティブになれる写真を撮りだす。
23歳の時に渡英。10年間の滞在中、日本の前衛劇団で役者として出演、パンクロックやニューウェーブのムーブメントに遭遇、価値観を覆される出来事を無数体験。
まだ無名のボーイ・ジョージらとルームシェアや友人たちの家で居候をしながら極貧のなか写真を撮りつづける。
帰国後、BOØWY、桑田佳祐、福山雅治、THE MODSら多くのミュージシャンのCDジャケットを手がける。
映画「東京シャッターガール」(2013)には役者として出演。
英国ロイヤルバレエ団の異端プリンシパル、セルゲイ・ポルーニンの写真集やロンドン時代に撮影した写真をまとめた『That’s PUNK』、『良い写真とは』『Layered』などの出版、「時間(とき)のアトラス」など展覧会がつづく。
会期 / 2018年12月13日(木)
定員 / 70名
時間 / 19:30~21:00
場所 / 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
主催 / 代官山 蔦屋書店
共催・協力 / スペースシャワーブックス
問い合わせ先 / 03-3770-2525
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オンラインストアでの受付は2018/12/11(火)午前9時の受注分までとさせていただきます。