出版されてから90年以上。今なお世界中で愛されている『クマのプーさん』。
成功したユーモア作家・劇作家であったミルンが気楽に書いた4冊の子ども向けの本が爆発的な成功をおさめ、人気が一人歩きしてしまったために、劇作家ミルンは不本意にも忘れられていきます。
一方、物語のなかのクリスファー・ロビンのモデルにされた実の息子も、理想化され、有名になり過ぎたことで、苦悩します。
その結果、父と子の間には、多くの葛藤と軋轢が生まれました。しかし、やがて…。
『クマのプーさん』をめぐる知られざる真実を、待望のイギリスの名著を邦訳した二人が自由に語り合います。
【プロフィール】
山内玲子(やまのうち れいこ)
津田塾大学を卒業後、アメリカに留学。イギリスのケンブリッジ大学で日本語講師。非常勤講師を経て翻訳家。主な訳書に『妖精ディックのたたかい』、『妖精にさらわれた男の子』、『とびきりすてきなクリスマス』、『秘密の花園』、『ダーウィン家の人々』(以上、岩波書店)、『イギリスの妖精ー伝承と文学』(共訳、筑摩書房)、共著書に『イギリス』(新潮社)など。
田中美保子(たなか みほこ)
東京女子大学で教鞭をとりながら、英語圏のYA文学やファンタジー文学の研究や翻訳・紹介をしている。主な訳書に『アップルバウム先生にベゴニアの花を』(岩波書店)、『ビーストの影』(レターボックス社)など。
日時 / 2018年12月16日 (日) 14:00~15:30(開場13:30)
会場 / 本店 8F ギャラリー
参加費 / 500円(税込) ※当日会場入り口でお支払いください。
主催 / 主催:八重洲ブックセンター
募集人員 / 80名(お申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法 / 1階カウンターにて、ご参加希望の方に参加券をお渡しします。
(参加整理券1枚につきお1人のご入場とさせていただきます。)
また、お電話によるお申込みも承ります。(電話番号:03-3281-8201)
お電話でお申し込みの方は、当日会場入口で参加費をお支払いいただく際に、参加券をお渡しいたします。
※会場でお二人の訳書『グッバイ・クリストファー・ロビン』(国書刊行会)を販売いたします。ご希望の方にはサインも入ります。
※八重洲ブックカードゴールド会員の方は、ご予約のみでご入場いただけます。ご入場の際にゴールドカードをご提示ください。