2018年12月16日(日)

今福龍太 × 砂連尾理「宮沢賢治と山尾三省」 『新版 野の道——宮沢賢治随想』(野草社)刊行記念

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屋久島に移住し、耕し、詩作し、祈る暮らしを続けた詩人・山尾三省(1938〜2001)のエッセイ集『新版 野の道——宮沢賢治随想』の刊行を記念し、本書の解説者であり、文芸誌『新潮』にて「新しい宮沢賢治」を連載中の今福龍太さんをお招きして、トークイベントを開催します。
宮沢賢治と山尾三省をつなぐ詩と思想の秘密とは何か。
じっくりとお話しいただきます。
また、ダンサー・振付家の砂連尾理さんにテキストの朗読でご参加いただき、後半は今福さんとの対談もおこないます。

当日は、『野の道』に序文を寄せている社会学者・真木悠介(見田宗介)さんからのスペシャル・メッセージが、会場に届けられる予定です。

【プロフィール】
今福龍太(いまふく・りゅうた)
文化人類学者・批評家。奄美自由大学主宰。
おもな著書に『書物変身譚』(新潮社)、『ジェロニモたちの方舟』(岩波書店)、『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』(みすず書房、讀売文学賞受賞)、『ハーフ・ブリード』(河出書房新社)、『クレオール主義 パルティータI』『群島-世界論 パルティータII』『隠すことの叡智 パルティータIII』『ボーダー・クロニクルズ パルティータIV』『ないものがある世界 パルティータV』(以上、水声社)などがある。

砂連尾理(じゃれお・おさむ)
ダンサー・振付家。
91年、寺田みさことダンスユニットを結成。
93年、ニューヨークにダンス留学。
02年、「トヨタコレオグラフィーアワード2002」にて「次世代を担う振付家賞(グランプリ)」「オーディエンス賞」をW受賞。
受賞作「あしたはきっと晴れるでしょ」はジャカルタ、パリ、プラハ、ソウル、ニューヨーク、メルボルンでも上演するなど、これまでに海外10か国12都市で公演を行う。
08年、文化庁・新進芸術家海外留学制度の研修員として、1年間ベルリンに滞在。
近年はソロ活動を展開し、舞台作品だけでなく障害を持つ人や高齢者とのダンス制作やワークショップのほか、映画、オペラの振付など多方面に活動を展開している。
著書に、『老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉』(晶文社)。

時間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order

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