『博奕打ち 総長賭博』『仁義なき戦い』『大日本帝国』など任侠映画・実録映画・戦争映画の名作群をのこした日本最大の映画脚本家、笠原和夫。
その代表作を全三巻に集成した選集〈笠原和夫傑作選〉が第3巻〈日本暗殺秘録 昭和史~戦争映画篇〉の刊行をもって完結となります。
完結を記念しまして、笠原和夫のインタビュー本『昭和の劇』の共著者で脚本家・映画監督の荒井晴彦さんと映画評論家でシナリオ研究・分析も手がける吉田伊知郎さんのトークショーを開催いたします。皆様のご来場をお待ちしております。
日時◆2019年1月26日(土) 15:00開演/14:30開場
会場◆紀伊國屋書店新宿本店9階イベントスペース
定員◆50名
参加費◆500円(当日、会場にてお支払いいただきます)
【ご予約】
12/13(木)10:00より新宿本店別館M2階DVD/CD・音楽書売場レジカウンターにて、店頭およびお電話にてご予約を受け付けます。
ご予約電話番号:03-3354-0759
新宿本店別館M2階DVD/CD・音楽書売場直通(10:00~21:00)
※当店に繋がる他の電話番号にかけられてもご予約は承れませんのでご注意下さい。
※間違い電話が頻発しています。上記の電話番号を今一度お確かめの上お掛け下さい。
※イベントに関するお問い合わせも、上記の電話番号までお願いいたします。
〈笠原和夫傑作選〉全三巻
映画史に燦然と輝く傑作『仁義なき戦い』を作り上げた日本最大の脚本家笠原和夫、初の選集がついに刊行!
緻密な取材と激烈な作劇で『博奕打ち 総長賭博』『仁義なき戦い』『大日本帝国』などの名作群をのこした映画脚本家、笠原和夫。その代表作を全三巻に集成したシナリオの第一級教科書にして極上のエンターテインメント・コレクション。A5判・ハード―カバー 全解題:伊藤彰彦
『笠原和夫傑作選① 博奕打ち 総長賭博――初期~任侠映画篇』
定価:本体5200円+税ISBN:9784336063090
収録作品
・『風流深川唄』
・『港祭りに来た男』
・『祇園の暗殺者』
・『めくら狼』
・『日本侠客伝』
・『博奕打ち 総長賭博』
・『博奕打ち いのち札』
・『女渡世人 おたの申します』
・『映画三国志 映画に夢をかける男たち』(テレビ作品)
別冊附録=笠原和夫単行本未収録エッセイ、高橋洋
『笠原和夫傑作選② 仁義なき戦い――実録映画篇』
定価:本体5000円+税 ISBN:9784336063106
収録作品
・『仁義なき戦い』
・『仁義なき戦い 広島死闘篇』
・『仁義なき戦い 代理戦争』
・『仁義なき戦い 頂上作戦』
・『県警対組織暴力』
・『やくざの墓場 くちなしの花』
・『沖縄進撃作戦』(未映画化作品)
・『実録・共産党』(未映画化作品)
別冊附録=笠原和夫単行本未収録エッセイ、藤脇邦夫
『笠原和夫傑作選③ 日本暗殺秘録-昭和史~戦争映画篇』
定価:本体5200円+税 ISBN:9784336063113
・『日本暗殺秘録』
・『あゝ決戦航空隊』
・『大日本帝国』
・『昭和の天皇』(未映画化作品)
・『226【第1稿】』
・『仰げば尊し』(未映画化作品)
別冊附録=笠原和夫単行本未収録エッセイ、対談(上野昂志+港岳彦)
【プロフィール】
荒井晴彦(あらい・はるひこ)
1947年生まれ。脚本家、映画監督、日本映画大学特任教授、季刊誌「映画芸術」編集・発行人。
71年より若松プロで助監督、そして足立正生と共に出口出ネームにより脚本を執筆。
その後ピンク映画の助監督、脚本執筆を経て、77年日活ロマンポルノ『新宿乱れ街 いくまで待って』で注目を浴びる。
代表作に『赫い髪の女』(神代辰巳監督)『遠雷』(根岸吉太郎監督)『Wの悲劇』(澤井信一郎監督)『共喰い』(青山真治監督)など多数。
脚本・監督作に『身も心も』『この国の空』があり、2019年公開の『火口のふたり』が最新作となる。
吉田伊知郎(よしだ・いちろう)/モルモット吉田
1978年生まれ。映画評論家。「映画秘宝」「キネマ旬報」「シナリオ」等に執筆。
著書に『映画評論・入門!』(洋泉社)、共著書に『園子温映画全研究 1985-2012』(洋泉社)、『「シン・ゴジラ」をどう観るか』(河出書房新社)などがある。
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