2019年2月28日(木)

『社会のなかのコモンズ』(白水社)刊行記念 待鳥聡史さん × 宇野重規さん × 苅部直さん × 谷口功一さん トークイベント「平成の社会科学を振り返る:公共性からコモンズへ」

「平成」が終わります。阪神大震災から東日本大震災まで、あるいは格差貧困からグローバリゼーションまで、この30年はどんな時代だったか? まもなく『社会のなかのコモンズ』を刊行する待鳥聡史、宇野重規、苅部直、谷口功一が語ります! 「平成の社会科学」が論じたこと、また論じなかったことは? 90年代流行った公共性論が、コモンズ論へ移行したのはどんな意味があるのか? 新たな公共圏を形づくる試みへどうぞ。

≪プロフィール≫
待鳥聡史(まちどり・さとし)
1971年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。博士(法学)。京都大学大学院法学研究科教授。『財政再建と民主主義』(有斐閣)でアメリカ学会清水博賞、『首相政治の制度分析』(千倉書房)でサントリー学芸賞。『政党システムと政党組織』(東京大学出版会)、『代議制民主主義』(中公新書)、『アメリカ大統領制の現在』(NHKブックス)、『民主主義にとって政党とは何か』(ミネルヴァ書房)他。

宇野重規(うの・しげき)
1967年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、東京大学社会科学研究所教授。同研究所で〈希望学〉プロジェクトをリードしたほか、『政治哲学へ』(東京大学出版会)で渋沢・クローデル賞、『トクヴィル 平等と不平等の理論家』(講談社選書メチエ)でサントリー学芸賞。『〈私〉時代のデモクラシー』(岩波新書)、『民主主義のつくり方』(筑摩選書)、『西洋政治思想史』(有斐閣)、『未来をはじめる』(東京大学出版会)、『共和国か宗教か、それとも』(編著、白水社)他。

苅部直(かるべ・ただし)
1965年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、東京大学法学部教授。著書に『光の領国 和辻哲郎』(岩波現代文庫)、『丸山眞男』(岩波新書、サントリー学芸賞)、『移りゆく「教養」』(NTT出版)、『歴史という皮膚』(岩波書店)、『秩序の夢』(筑摩書房)、『「維新革命」への道』(新潮選書)、『日本思想史への道案内』(NTT出版)、『日本思想史の名著30』(ちくま新書)他。

谷口功一(たにぐち・こういち)
1973年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。現在、首都大学東京法学部教授。著書に『ショッピングモールの法哲学』(白水社)、『日本の夜の公共圏』(編著、白水社)『逞しきリベラリストとその批判者たち』(共編、ナカニシヤ出版)、訳書にシェーン『〈起業〉という幻想』、ドレズナー『ゾンビ襲来』(以上、共訳、白水社)他。

開催日時:2019年2月28日(木) 19時00分~(開場18時30分)
開催場所:東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール
参加費: 1,000円(要予約)

参加ご希望の方は店頭または電話にて、『2月28日トークイベント参加希望』とお申し出いただき、名前・電話番号・参加人数をお知らせいただくか、こちらのリンク先専用応募フォームからお申し込みください。

イベント当日と前日は、電話にてお問い合わせください。
ご予約受付電話番号:03-3291-5181

※当日17:00より1階レジカウンターにて受付を行います。 受付時にお渡しするイベントチケットは6階入口にて係員にご提示いただきますのでそのままお持ちください。 ※6階には待機場所を設けておりませんので、開場時間前に6階へお上がりいただくのはご遠慮ください。 ※会場での書籍のご購入は現金のみの対応となっており、クレジットカード・図書カード・電子マネー等でのお支払いはできません。また、東京堂のポイントカードへのポイント付与もできませんので予めご了承ください。 ※やむを得ずキャンセルされる場合は、お手数ではございますが電話かメールにてご予約のお名前・イベント名をご連絡ください。

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