2019年3月21日(木)

『悦楽のクリティシズム』(論創社)刊行記念 「映画系女子と語る、2010年代のシネマ事情」金子遊 × 真魚八重子 トークイベント 司会:志賀信夫

2月に新著『悦楽のクリティシズム』を上梓された金子遊さんが、ゲストに真魚八重子さんをお迎えして、映画について書くことの恍惚と悦楽について語りつくします。
2010年代に見たシネマやアートを起点にして、欲望、エロス、タナトス、誘惑、イタさ、背徳といったキーワードから時代を自由に読みといて頂きます。
※トーク終了後、サイン会を開催いたします。

金子遊 かねこ・ゆう
批評家・映像作家。『映像の境域』(森話社)でサントリー学芸賞<芸術・文学部門>。他の著書に『混血列島論』(フィルムアート社)、『ドキュメンタリー映画術』(論創社)など。編著に『クリス・マルケル』(森話社)、『アピチャッポン・ウィーラセタクン』(フィルムアート社)、『映画で旅するイスラーム』(論創社)ほか。

真魚八重子 まな・やえこ
愛知県出身。映画評論家・映画ライター。映写技師や派遣社員を経て、現在は「映画秘宝」「朝日新聞」「キネマ旬報」などのほか、パンフレットやDVDでも執筆。著書に『映画系女子がゆく!』(青弓社)、『映画なしでは生きられない』(洋泉社)、『バッドエンドの誘惑』(洋泉社)。くり返し観ている映画は「ウルフ・オブ・ウォールストリート」。

日程
2019年3月21日 (木)

時間
18:00~19:00
開場 17:30~

料金
1,350円(税込)

定員
50名様

会場
本店内 小教室

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書籍情報
『悦楽のクリティシズム 2010年代批評集成』
金子遊/著
2,400円+税 論創社

気鋭の批評家・金子遊の初めてとなる「批評集」。平成が終わり、 2010年代も終わろうとしている現在、アラブの春や東日本大震災で開けた2010年代に書かれた金子の批評文によって、映像・文学・アートにまたがる批評行為から、その時代精神が見える。
ポストモダンの時代を過ぎて、成熟した高度資本主義の時代精神に触れる批評を「悦楽」「欲望」「タナトス」「エロス」 「誘惑」といったキーワードで章として、10年代の芸術・文化を「欲望」という観点から切り取る本格批評集成。

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