「言ったつもりが伝わらない」「相手がわかりづらいだろうからデータまで使って細かに説明したのに、相手の反応がいまひとつ」「相手が誤解してトラブルになった」。
ビジネス・プライベート問わず、普段の生活の中でそう感じたことはありませんか？
「ファクト」（事実）が相手に「伝わるように伝える」にはスキルが必要です。
ましてや、食や環境や医療についての事実は分かりにくく、伝えるには丁寧な準備が必要です。
科学的に安全でも、一般の人が納得や安心するとは限りません。科学的事実とそれを受けとめる感情は別だからです。
人に伝わりやすいものにはパターンがあります。だから、インターネットやＳＮＳで配信されるイメージに支配されるのです。
それがフェイクニュースの拡散にもつながっていきます。
あらゆる場でコミュニケーションは発生し、伝える、伝わる関係が生まれます。「ファクト」を正確に伝えるにはどうしたらよいのでしょうか？
秋に刊行した『リスクを伝えるハンドブック』＊（エネルギーフォーラム、定価 1,600円）の刊行を記念して、正確なファクトが伝わりにくい原因や背景、ホントとウソを見極める能力（リテラシー）、そして相手に誤解なく伝わるコミュニケーションの具体的な方法を、リスクコミュニケーションとリスクリテラシーの専門家である西澤真理子さんがわかりやすく解説します。
【プロフィール】
西澤真理子（にしざわまりこ）
上智大学外国語学部ドイツ語学科卒。
英インペリアルカレッジ・ロンドンＰｈＤ．英独で10年間リスク政策とコミュニケーションを研究後、帰国。
リテラジャパン（㈱リテラシー）を設立。
現在、筑波大学非常勤講師。
総務省、厚生労働省、東京消防庁、科学技術振興機構、日本学術会議、日本学術振興会の委員を務める。
IAEA（国際原子力機関）コミュニケーションコンサルタント。
2011年に福島県飯舘村アドバイザー。
最近では科学技術研究のベンチャー化を支援。
リスクマネジメントについて大手企業や官公庁での研修、講演、アドバイザリーを行う。
日時 / 2019年3月13日 (水) 19：00～20：30（開場時間18：30）
会場 / 本店 8F ギャラリー
募集人員 / 80名 ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
主催 / 主催：八重洲ブックセンター 協賛：エネルギーフォーラム
申込方法 / １階カウンターに参加対象書籍をご用意します。参加ご希望の旨をお申し付けください。ご購入いただきましたら参加券をお渡しします。
また書籍をお買い求めにならない場合も、当日会場入口にて参加費500円(税込)をお支払いいただければ、ご参加いただけます。
店頭のほか、お電話でも、ご参加のお申込みを承ります。(受付電話番号：０３－３２８１－８２０１)
※開演1時間前からは、8階で受付をいたします。書籍ご購入の方も、入場料の方も、8階カウンターにおこしください。
▼参加対象書籍
『リスクを伝えるハンドブック』
エネルギーフォーラム刊（本体価格1,600円）
※トークショー開演中の撮影・録音をお断りいたします。
