2019年5月5日(日)

【たべおそファイナルパーティー】高山羽根子 × 柳原孝敦 × 西崎憲トークイベント 文学ムック『たべるのがおそいvol.7』(書肆侃侃房)刊行記念

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『たべるのがおそい』は Vol. 7 をもって終刊となります。今回はおそらく最 後のイベントです。
けれども、終刊とはなりますが、『たべるのがおそい』の オルタナ文芸志向は、今後もさまざまな方面に引き継がれていくと思います。
ですので、始まりの始まりということで、今回は話題作を精力的に発表され ている高山羽根子さんと、初の小説をご寄稿いただいた南米文学の翻訳者柳原孝敦さんと、三人で文芸に関して、肩の凝らない話をしたいと思います。
ファイナルパーティーと銘打っているので、ギター伴奏の朗読や原画の展示 なども検討しております。
五月の明るい日曜日、小説や詩の話をしませんか。御来駕をお待ちいたします。

『たべるのがおそい』編集長 西崎憲

【プロフィール】
高山羽根子(たかやま・はねこ)
1975年富山生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒。
2010年「うどん キツネつきの」が第1回創元SF短編賞の佳作に選出、同年、同作を収録したアンソロジー『原色の想像力』(創元SF文庫)に掲載。
2014年に短編集『うどん キツネつきの』(東京創元社)を刊行、2016年に「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞受賞。
著書『オブジェクタム』(朝日新聞出版)『居た場所』(河出書房新社)。

柳原孝敦(やなぎはら・たかあつ)
翻訳家、大学教師、1963年鹿児島県名瀬市(現・奄美市)出身。
今回『たべるのがおそい』に発表した「儀志直始末記」前半は、ここでの前半生に取材したもののようだ。
著書に『ラテンアメリカ主義のレトリック』、『テクストとしての都市 メキシコDF』(近刊)など。
訳書にフアン・ガブリエル・バスケス『物が落ちる音』、セサル・アイラ『文学会議』など。

西崎憲(にしざき・けん)
翻訳家、作家、訳書に『郵便局と蛇』コッパード、『ヴァージニア・ウルフ短篇集』『ヘミングウェイ短篇集』、『第二の銃声』バークリーなど。
編纂・共訳に『短篇小説日和』『怪奇小説日和』など。
著書に第十四回ファンタジーノベル大賞受賞作『世界の果ての庭』、『蕃東国年代記』『ゆみに町ガイドブック』『飛行士と東京の雨の森』『全ロック史』など。
歌集に『ビットとデシベル』。
音楽インディーレーベル dog and me records と電子書籍レーベル〈惑星と口笛ブックス〉主宰。

日程 / 2019年5月5日 (日)
時間 / 14:00~15:30 開場 13:30~
料金 / 1,500円(税込)
定員 / 50名様
会場 / 本店内 小教室

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