日本で初の“反緊縮”をかがげるムーブメントが始まりました。
その名は“薔薇マークキャンペーン”。
“薔薇”のマークは、人々が豊かな生活と尊厳を求める世界的な運動の象徴です。
“反緊縮”とは、財政緊縮を掲げてきた「新自由主義」路線に対抗し、公的社会サービスなどの公共支出拡大と雇用拡大を提唱する世界的な路線のことです。
アメリカでも2018年の中間選挙で、「民主主義社会主義」サンダース派のオカシオコルテスが現職院内総務のエスタブリッシュメントを破り、民主党のニューヨークの下院議員候補に選ばれ、そしてトランプ与党候補に対して、圧倒的に勝利しました。
彼女は、公的医療保険の全国民への拡大や公立大授業料の無償化、働くことを望む全ての人への公的な雇用保障などを公約に掲げています。
オカシオコルテスの政治の師サンダース上院議員はじめ、イギリス労働党のコービン党首、スペインのポデモスなど、欧米各地で“反緊縮”の提唱者が台頭しています。
フランスでも緊縮策を強いるマクロン政権に反対する「黄色いベスト運動」が庶民増税をストップさせています。
日本でも始まった“反緊縮”ムーブメントを知っていただく機会として、“薔薇マークキャンペーン”の呼びかけ人のブックフェアとタイアップして、トークライブを開催します。
【プロフィール】
松尾匡(まつお・ただす)
薔薇マークキャンペーン代表。
立命館大学経済学部教授。
著書に『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう』(共著、亜紀書房)など。
池田香代子(いけだ・かよこ)
薔薇マークキャンペーン呼びかけ人。
ドイツ語翻訳家、社会運動家。
著書に『世界が100人の村だったら』(マガジンハウス)など。
首藤信彦(すとう・のぶひこ)
市民政治バンド代表、。
TPP阻止国民会議事務局長、元衆議院議員。
著書に『私たちはなぜTPPに反対するのか』(共著、14年、祥伝社)など。
日時 / 2019年4月7日 (日) 14:00~15:30 (開場13:30)
会場 / 本店 8F ギャラリー
参加費 / 500円(税込) 当日会場入口にてお支払いください。
募集人員 / 80名 ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
主催 / 主催:八重洲ブックセンター・協賛:薔薇マークキャンペーン・ひとびとの経済政策研究会・市民社会フォーラム
申込方法 / 1階カウンターにて、参加券をお渡しいたします。参加券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます。
また、お電話によるお申込みも承ります。(電話番号:03-3281-8201)
開演1時間前からは8階カウンターで受付いたします。
※会場にて、登壇者の主著を販売いたします。ご購入の方にはサインも入ります。
※八重洲ブックカードゴールド会員の無料聴講特典対象外のイベントです。
※お預かりした個人情報(氏名・電話番号)は、お申込みのイベントが中止、もしくは日時が変更になった場合のご連絡のみに使用致します。