2019年4月5日(金)

カナイフユキ × 少年アヤ × 野中モモ「HOME SWEET HOME」 『LONG WAY HOME』(SUNNY BOY BOOKS)刊行記念

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作品の魅力のみならず、SNSなどでの発言でも注目されるカナイフユキさんが発表してきたzine『HOME』(2015)、『WAY』 (2016)、『LONG』(2017)の3部作に加筆修正を加え、まとめられた作品集『LONG WAY HOME』がSUNNY BOY BOOKSより刊行となりました。
テキスト、イラスト、コミック、3つの要素を使い分け、様々なカルチャーをサンプリングしながら個が発信することの意味を投げかける本作は、刊行と同時に話題となり記念展ではわずか3週間で200冊を売り切りました。

そんな本書の刊行を記念して、お相手に、自身が「生」を取り戻すまでを綴った私小説『ぼくは本当にいるのさ』(河出書房新社)の著者であり、自らの過去や家族、セクシュアリティと向き合ってきたエッセイストの少年アヤさんと、司会に話題作『飢える私――ままならない心と体』(亜紀書房)の翻訳を手がける野中モモさんをお招きし、トークイベントを開催いたします。

いま個人であること、何かを発してみること、そしてひとりではないということについて――
小さくても確かな光が灯る夜になりそうです。
ぜひ参加下さい。

【プロフィール】
カナイフユキ
個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットー に、イラストレーター、コミック作家として活動しつつ、エッセイなどのテキスト作品や、それらをまとめたジン(zine, 個人 出版物)の創作を行う。
『ヒロインズ』(C.I.P.Books)のインパクトある装画でも話題を呼ぶ。

少年アヤ
1989年生まれ。エッセイスト。
自らのセクシュアリティや家族について書いた文章が、広く共感を得る。
著書に『尼のような子』(祥伝社)、『焦心日記』(河出文庫)、『果てしのない世界め』(平凡社)、最新刊に『ぼくは本当にいるのさ』(河出書房新社)がある。

野中モモ
ライター、翻訳家。
単著に『デヴィッド・ボウイ』(ちくま新書)、共編著に『日本のZINEについて知ってることすべて』(誠文堂新光社)。
訳書にレイチェル・イグノトフスキー『世界を変えた50人の女性科学者たち』(創元社)、ロクサーヌ・ゲイ『バッド・フェミニスト』、『飢える私―ままならない心と体』(共に亜紀書房)など。
自主制作出版物オンラインショップ「Lilmag」の店主を務める。

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order

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