マンガ『プリニウス』の第8巻が、2019年4月9日に発売されます。それを記念して、作者のヤマザキマリさんと、とり・みきさん(コンビ名は「とりマリ」)によるトーク&サインイベントを開催いたします。
第8巻でプリニウス一行は、エジプトの港町アレクサンドリア、地中海のクレタ島やロドス島を冒険。「世界七不思議」のひとつであるファロス島の灯台やアレクサンドリアの大図書館、クレタ島の迷宮に棲む怪物ミノタウルス、ロドス島の巨像などに遭遇します。一方、大火後の混乱が続く帝都ローマでは、皇帝暗殺の陰謀が発覚。かけがえのない人物を立て続けにうしなった皇帝ネロの精神は、徐々に……。
また、4月17日には、ヤマザキマリさんの『パスタぎらい』(新潮新書)も発売。17歳でフィレンツェに留学。イタリアに暮らし始めて今年で35年となるヤマザキさんですが、「パスタはもう一生分食べてしまった。世界にはもっと美味しいものがある!」と、長年の外国生活で得た胃袋の記憶や、食を通した交流の経験を綴るエッセイです。
ふたつの作品について、「とりマリ」が存分に語る予定です。
※著者のサインは、「B&Bで購入された方に限り、お一人さま最大二冊(ただし一タイトル一冊ずつ)まで」とさせていただきます
【出演者プロフィール】
ヤマザキマリ
マンガ家。1967年4月20日東京都出身。
84年に渡伊、フィレンツェの国立アカデミア美術学院に入学。美術史・油絵を専攻。
97年にマンガ家としてデビュー。
2010年古代ローマを舞台にした漫画『テルマエ・ロマエ』で第3回マンガ大賞受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞、世界8カ国語に翻訳される。
平成27年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
2017年には、イタリア共和国星勲章コメンダトーレ綬章。
著書に『ルミとマヤとその周辺』『スティーブ・ジョブズ』『オリンピア・キュクロス』など。
文筆作品では『男性論』『国境のない生き方』『とらわれない生き方』など。
とり・みき
マンガ家。1958年2月23日熊本県生まれ。
79年「少年チャンピオン新人まんが賞」応募作の『ぼくの宇宙人』が佳作第一席に入りデビュー。
以後ギャグマンガをメインにしながら、エッセイコミックやシリアスなSF・ホラー物も手がける。
94年『DAI-HONYA』98年『SF大将』で星雲賞、95年『遠くへいきたい』で文藝春秋漫画賞を受賞。
主な作品に『クルクルくりん』『愛のさかあがり』『石神伝説』『冷食捜査官』『メカ豆腐の復讐』などがある。
マンガ以外に『とり・みきの映画吹替王』『街角のオジギビト』などの研究書も。
劇場版アニメ『WXIII機動警察パトレイバー』では脚本も担当。
時間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink