2019年6月16日(日)

レンタルなんもしない人 × 東畑開人 トークセッション「なんもしなかった人」と「なんかしたかった人」 『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』(晶文社)刊行記念

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「簡単な受け答え以外できかねます」
刊行直後から大反響! 噂の「レンタルなんもしない人」が青山ブックセンターに初登場。

「ただ1人分の人間の存在だけが必要なシーン」にレンタルさんが居合わせることで、その場が不思議な空間に様変わりする。
なぜ、なんもしていないのに何かが起こってしまうのか……?

今回のトークセッションのもう一方の主役、東畑開人さん。
学識豊かな心理士として、「あれをやろう!」「これもやりたい!」と勇んでデイケアの職場に飛び込むも、「とりあえず座っといて」の一言を皮切りに「したかったなんか」がはかなく砕け散ったという体験が。

いろいろチャレンジしたけれど、どれも合わず、消去法の中で残った「なんもしない」と、「なんかしたかった」けど「できなかった」ことで出会った「居るのはつらいよ」。

双方が辿り着いた「ただ居るということ」の本当の価値とは何か。

当日は、主に東畑さんからレンタルさんにあれこれ質問する形で「簡単な受け答え」をしてもらいながら、「そこに人がいることの意味」について、ぼんやり探っていきたいと思います。お気楽にご参加ください。

【プロフィール】
レンタルなんもしない人
1983年生まれ。既婚、一男あり。
理系大学院卒業後、数学の教材執筆や編集などの仕事をしつつ、コピーライターを目指すも方向性の違いに気づき、いずれからも撤退。
「働くことが向いていない」と判明した現在は「レンタルなんもしない人」のサービスに専従。
著書に、『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』(晶文社)、近刊予定に『<レンタルなんもしない人>というサービスをはじめます。』(河出書房新社)がある。
なお現在、「モーニング」(講談社)にて「レンタルなんもしない人」(漫画:プクプク)を連載中。

東畑開人(とうはた・かいと)
1983年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。
沖縄の精神科クリニックでの勤務を経て、2014年より十文字学園女子大学専任講師。
2017年に白金高輪カウンセリングルームを開業。
臨床心理学が専門で、関心は精神分析・医療人類学。
著書に、『美と深層心理学』(京都大学学術出版会)、『野の医者は笑う』(誠信書房)、『日本のありふれた心理療法』(誠信書房)、『居るのはつらいよ』(医学書院)など多数。

日程 / 2019年6月16日 (日)
時間 / 14:00〜15:30 開場 13:30〜
料金 / 1,500円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室

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