「リーマン予想」って聞いたことはありますか?
前世紀から長年解かれていなくて、億の懸賞金がかけられている数学の難問です。
そんな問題を解くことに、人生を賭ける人たちがいます。数学者です。
そういう何年も解けない問題を”作る”ことに夢中になる人たちがいます。数学者です。
「紙とペンさえあれば、何時間でも数式を書いて過ごせる」
「楽しみは、“写経”のかわりに『写数式』」
「数学を知ることは人生を知ること」
「やっていることは、研究というより、散歩」
「数学には情緒がある」
など、類まれなる優秀な頭脳を持ちながら、時にへんてこ、時に哲学的、時に甘美な名言を次々に繰り出す数学の探究者たち――。
数学が苦手な人も、数学者のことをちょっと知ると、もっともっと知りたくなるはず!
新刊『世にも美しき数学者たちの日常』では、日本を代表する数学者のほか、数学教室の先生、お笑い芸人、天才中学生まで、7人の数学者と、4人の数学マニアを通して、その未知なる世界を、愛に溢れた目線で、描き尽くしています。
そこで、本書の刊行を記念して、本書にも登場して面白い話をたくさん披露してくださった、ブンゲン先生こと、加藤文元先生をお呼びして、著者の二宮さんと対談が実現しました!
ぜひご参加ください!
【出演者プロフィール】
二宮敦人(にのみや・あつと)
1985年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。
2009年に『!』(アルファポリス)でデビュー。
『郵便配達人 花木瞳子が顧り見る』(TO文庫)、『占い処・陽仙堂の統計科学』(角川文庫)、『一番線に謎が到着します』(幻冬舎文庫)、『文藝モンスター』(河出文庫)など著書多数。
『最後の医者は桜を見上げて君を想う』(TO文庫)ほか大ヒットしている「最後の医者」シリーズなど人気シリーズを数々持つ。
エンタテインメント小説を数々執筆する一方で、初めてのノンフィクション『最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―』もベストセラ―に。
このたび、ノンフィクション第二弾『世にも美しき数学者たちの日常』を幻冬舎より上梓。
加藤文元(かとう・ふみはる)
1968年宮城県生まれ。1997年京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻博士後期課程修了。博士(理学)。
九州大学大学院数理学研究科助手、京都大学大学院理学研究科准教授、熊本大学大学院自然科学研究科教授、東京工業大学大学院理工学研究科数学専攻教授を経て2016年より東京工業大学理学院数学系教授。
専門は代数幾何学、数論幾何学。
著書に『ガロア 天才数学者の生涯』『物語 数学の歴史 正しさへの挑戦』『数学する精神 正しさの創造、美しさの発見』『数学の想像力 正しさの深層に何があるのか』など。
時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order