「弁造さんのエスキース展」クロージングトークとして、『庭とエスキース』(みすず書房)の著者で、本展の展示構成を担当した奥山淳志さんにお話を伺います。弁造さんとの14年にわたる交流の中で、奥山さんが感じた弁造さんの「生きること」。それは自給自足の庭かもしれないし、今回の展示でみなさまに見て頂いた、遺された数多くのエスキースかもしれません。
「生きることほど、人生の疲れを癒してくれるものは、ない。」とイタリアの詩人ウンベルト・サバは書きました。
当日は弁造さんと奥山さんの出会いを通して、人が出会うことの不思議について、スライドを交えながら語り合えればと思います。聞き手はTitle店主の辻山がつとめます。
*「弁造さんのエスキース展――今日も完成しない絵を描いて」(6月7日~25日)
奥山淳志(おくやま・あつし)
1972年大阪生まれ、奈良県育ち。京都外国語大学卒業後、出版社に勤務。 1998年岩手県雫石町に移住し、写真家として活動を開始。以後、東北の風土や文化を撮影するほか、 人間の生きることをテーマにした作品制作をおこなう。 受賞歴に2006年「Country Songs ここで生きている」でフォトドキュメンタリーNIPPON2006、2015年「あたらしい糸に」で第40回伊奈信男賞、写真集『弁造 Benzo』および個展「庭とエスキース」(ニコンサロン)で2018年日本写真家協会新人賞、 2019年第35回 写真の町 東川賞・特別作家賞がある。2019年『庭とエスキース』(みすず書房)を上梓。
開催日
2019年6月25日(火)
時間
19時30分スタート *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会場
Title 1階特設スペース
参加費
500円+1ドリンク500円
定員
20名
お申し込み
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。
title@title-books.com
手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。
手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。
お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます。