2019年7月8日(月)

和田菜穂子 × 山田新治郎トークイベント 『ウッツォンの窓の家』(彰国社)刊行記念

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スペイン・マヨルカ島にある《キャン・リス》という小さな住宅は、窓が特徴です。
建築家ヨーン・ウッツォンはシドニー・オペラハウスの設計者として知られています。
彼がシドニーを後にし、半ば隠遁生活を送ったこの住宅は、実は「孔を穿つ」という原初的な発想から作られました。
妻の名前を冠したこの住まいには、ウッツォンの愛と理想が詰まっています。
トークイベントでは、写真家山田新治郎氏が撮り下ろした未公開の写真なども公開いたします。
シンプルな暮らしから見えてきた本質的なものについて、実体験をもとにお二人からお話を伺います。
トーク終了後、お二人のサイン会も開催いたします。

【プロフィール】
和田菜穂子
建築史家、博士(学術)
新潟生まれ。一般社団法人東京建築アクセスポイント代表理事。
青山学院大学卒業、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科院修了。
2006〜2008年デンマーク政府奨学生としてコペンハーゲン大学留学。
東北芸術工科大学、東京藝術大学等に勤務。
現在、慶應義塾大学非常勤講師、中央大学非常勤講師。
主な著書に『アルネ・ヤコブセン』(学芸出版社、2010年)、『北欧モダンハウス』(学芸出版社、2012年)、『北欧建築紀行』(山川出版社、2013年)、『アルヴァ・アアルト もうひとつの自然』(国書刊行会、2018年)。
HP

山田新治郎
写真家。1969年 東京生まれ。
東京工芸大学短期大学部卒業。
写真家 村井修氏に師事。
ドイツに3年間滞在後、スタジオ村井を経て、2003年よりフリーランスの写真家として建築写真を中心に活動。
ライフワークとして、祖父の建築家山田守が設計し現存する建築を撮影している。
主な著書に『建築家山田守作品集』(東海大学出版会 2006年)、『住宅の手触り』(松井晴子(文)山田新治郎(写真)、扶桑社2007年)。主な個展に「長沢浄水場」(青山蔦サロン 東京 1996年)、「TOKIYOのかたち」(ギャラリー伝 東京 1997年)、「浮遊」(TIME&STYLE 南青山 東京 2008年)、「ある建築家のかたち」(銀座ニコンサロン 東京 2016年)

日程 / 2019年7月8日 (月)
時間 / 19:00~20:30 開場 18:30~
料金 / 1,500円(税込)
定員 / 50名様
会場 / 本店内 小教室

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