昨年4月大阪 からスタートし、11月には東京で大好評を博した展覧会『顔面遊園地 ―ナンシー関 消しゴムの鬼― 』が、今年5月から仙台、7月には富山と全国を巡回予定です。
その展覧会の目玉である、ナンシー関手彫りの驚くべき精密な「生ハンコ」を〝原寸大〟で約700点収録した『ナンシー関 原寸大! 生ハンコ集』がワニブックスより発売となりました。
こちらの書籍の刊行を記念して、本書の監修を務めた町山広美さんと、マキタスポーツさんをお迎えしたトークイベントを開催します。
大型本:143ページ
発売日:2015年5月20日
定価:2,000円(税込)
ワニブックス:
http://www.wani.co.jp/
町山広美
まちやま・ひろみ
東京都生まれ。放送作家。テレビ番組の企画・構成、雑誌や新聞でコラムを執筆。著書に『怪しいTV欄』(信濃毎日新聞社)、ナンシー関さんとの共著『堤防決壊』、『隣家全焼』(文春文庫)ほか多数。
マキタスポーツ
2012年に公開された山下敦弘監督作品「苦役列車」の好演をきっかけに第55回ブルーリボン賞 新人賞、第22回東スポ映画大賞 新人賞をダブル受賞し、役者として大躍進を遂げている。昨年から今年にかけてもNHK連続テレビ小説「花子とアン」、ドラマ「みんな!エスパーだよ!」、「ルーズヴェルト・ゲーム」等、注目を集めた作品へのレギュラー出演を決めて世間を騒がせている。 音楽活動も著しく、自身がリーダーを務めるバンドで今年5月日本コロムビアと正式契約している。 その他も、CM「アースジェット」、ゲーム「ポップンミュージック」「太鼓の達人」への楽曲提供も行うなど、現在はアーティスト・役者以外の活動にも目が離せない。
ナンシー関
なんしー・せき
人類初の消しゴム版画家、史上最強のテレビウォッチャーにして稀代のコラムニスト。 テレビに映った顔から万事を見抜き、幾千のコラムと幾千の消しゴムに彫りたおした。 その文章は古びることがなく、今も新たな読者を獲得している。 2002年逝去。享年39。