2019年6月12日(水)

大城壮平 × 高山かおり「30歳でファッション・カルチャー誌を創刊した理由」  雑誌『VOSTOK』(CHIASMA)創刊記念

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今年3月に創刊されたメンズファッション・カルチャー誌『VOSTOK(ヴォストーク)』。
「POST-FAKE」をテーマに掲げ、奥山由之が撮り下ろしたSaint Laurentのカヴァー、ホンマタカシが撮り下した巻頭のファッションストーリーの他、エディ・スリマンが手がけるCELINEや、Dior、Comme des Garçons Homme Plusなどのハイブランドを気鋭のスタイリストやフォトグラファーを起用してオリジナルの誌面を構成。
さらに、若林恵によるコラムや、松村正人によるジョナス・メカスの追悼エッセイ、藤井光の翻訳によるNY在住のエイミー・ボナフォンズの短編小説、写真家・人類学者・映像作家として活動するクリスチャン・ヴィウムへのインタビュー記事など、全ページにわたって独自の視点に貫かれた編集方針がうかがえる雑誌となっている。

これらをたったひとりで創り上げたのは、30歳を機に昨年秋に編集プロダクションから独立した編集者の大城壮平さん。
zineでもリトルプレスでもなく、雑誌というフォーマットを最大限に活かして、形骸化した業界のシステムをリブートさせようとするその強い信念をぜひ聞いてみたいとB&Bでトークイベントを企画しました。
お相手には、大手書店で雑誌コーナーを担当した後、同じく30歳で退社を決意し、昨年12月に独断と偏見でセレクトした国内外の雑誌を販売するオンラインサイト「Magazine isn’t dead.」をローンチした高山かおりさん。
作り手と送り手の両者に、「今」雑誌に賭ける思いについて、存分に語っていただきます。

【出演者プロフィール】
大城壮平(おおしろ・そうへい)
1988年沖縄県宮古島生まれ。早稲田大学商学部中退。
学生時代から『HUgE』(講談社) にてアルバイトを始め 、『Them magazine』(Righters)のエディターを経て、2018年に独立。
2019年3月に『VOSTOK』を創刊。
ファッション/カルチャー分野の編集プロダクション、(株)CHIASMA代表。

高山かおり(たかやま・かおり)
独断と偏見で選ぶ国内外のマニアックな雑誌に特化したオンラインストア、「Magazine isn’t dead.」主宰。
本業は、東京と甲府の2拠点で活動するライター、編集者。生まれも育ちも北海道。
セレクトショップ「aquagirl」で5年間販売員として勤務後、都内書店へ転職し6年間雑誌担当を務める。
4歳からの雑誌好きで、国内外の雑誌やZINEなどのあらゆる紙ものをディグるのがライフワーク。

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order

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