2019年6月19日(水)

テアトル新宿 × 田辺・弁慶映画祭実行委員会 × 松崎まこと「新世代!“田辺系”監督&俳優大集合!! 田辺・弁慶映画祭セレクション2019前夜祭」

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和歌山県田辺市で毎年11月に開催されている「田辺・弁慶映画祭」。

<田辺・弁慶映画祭 オフィシャルサイト>

今年で13回目を迎えるこの映画祭のコンペティションからは、『モリのいる場所』の沖田修一さん、『愛がなんだ』の今泉力哉さん、『PARKS パークス』の瀬田なつきさん、『グッド・ストライプス』の岨手由貴子さん、『チワワちゃん』の二宮健さん等々、日本映画の将来を担う有望な若手監督たちが次々と羽ばたきました。

「田辺・弁慶映画祭」は、今や「インディーズ映画の登龍門」!出身監督たちを指す、“田辺系”という言葉ももはや定着しました。

この映画祭の大きな特徴として挙げられるのが、入賞作品に東京のテアトル新宿、大阪のシネ・リーブル梅田での“上映権”が与えられること。

今年、テアトル新宿では、6月28日(金)からの3週間、昨秋の「第12回田辺・弁慶映画祭」で入賞した5人の監督たちの特集上映「田辺・弁慶映画祭セレクション2019」が開催されます。

そこで、もはや恒例となった本屋B&Bでの前夜祭を今年も開催! 「第12回」入賞作品の監督5名に加えて、その出演者たちを召集いたします!!

日本映画の未来を担う、新進気鋭の“田辺系”映画人たちとの熱いトークを、決してお見逃しなく!

【出演者プロフィール】
福田芽衣(ふくだ・めい)
「第12回田辺・弁慶映画祭」弁慶グランプリ & 女優賞受賞作品『チョンティチャ』監督。
1995年生まれ、兵庫県出身。東洋大学中退後、東放学園映画専門学校て゛映像制作を始める。
卒業制作で処女作『チョンティチャ』を生み、「第29回東京学生映画祭」グランプリ・最優秀役者賞をはじめに、「第10 回下北沢映画祭」準グランプリ、「第19回 TAMA NEW WAVE」特別賞を獲得。
山戸結希、今泉力哉、菊池健雄、山下敦弘、大九明子ほか、多くの映画監督からその手腕を評価される。
現在、新作『90分ハ゛スロマンス(仮)』を製作中。
また、出演作として自身の記憶喪失とその前後の生活の体験が恋人の語り口で紡がれていくドキュメンタリー映画『万歳!ここは愛の道』(石井達也監督)が、今回の「田辺・弁慶映画祭セレクション2019」でお披露目となる。

品田誠(しなだ・まこと)
「第12回田辺・弁慶映画祭」映画.com賞受賞作品『不感症になっていくこれからの僕らについて』監督。
1992年3月2日生まれ。北海道旭川市出身。
役者として映画のキャリアを始め、初監督作品『ノンフィクション』で「湖畔の映画祭」、『マヨネーズラブ』で「札幌国際短編映画祭」に入選。
『Dear』が「かさま映像コンペティション」で、グランプリ、「伊勢崎映画祭」で上毛新聞社賞などを受賞する。
俳優としては「Lemon&Letter」にて海外映画祭で2度の最優秀主演男優賞を受賞。
昨年池袋シネマ・ロサで出演・監督作品を一挙上映する「the face品田誠特集上映」が開かれ、名古屋、大阪、神戸などに展開。
今回の「田辺・弁慶映画祭セレクション2019」では、撮り下ろし監督作品『鼓動(仮)』も上映される。

近藤啓介(こんどう・けいすけ)
「第12回田辺・弁慶映画祭」観客賞受賞作品『ウーマンウーマン』監督。26歳、大阪芸術大学出身。
『食べられる男』は「ドイツニッポンコネション」で審査員特別賞を受賞し、2017年劇場公開された。
映画イベント「SHINPA」で過去8回即興映画製作「KCP」を監督。
『ウーマンウーマン』は、「下北沢映画祭」でも観客賞を受賞。
『ウーマンウーマン』に追加撮影を行い再構成した新作『ウーマンウーマンウーマン』は、アホな女に「私も映画監督になりたい」と言われて殺そうと思った経験を元に製作した「女のはなし」に、男の旅行の時に見せる哀愁ある可愛さを描いた「男のはなし」を組み合わせた長編で、今回の「田辺・弁慶映画祭セレクション2019」で初上映となる。

野村奈央(のむら・なお)
「第12回田辺・弁慶映画祭」TBSラジオ賞受賞作品『からっぽ』監督。1994年生まれ。
武蔵野美術大学の卒業制作映画『からっぽ』が世界最大の自主映画の祭典「PFFアワード2018」に選出されたのを皮切りに、続々と映画祭にノミネートされる。
同作品は2018年冬にポレポレ東中野で単独劇場公開され大盛況を博した。
MVやライブ映像なども手がける。

石井達也(いしい・たつや)
「第12回田辺・弁慶映画祭」キネマイスター賞 & 男優賞受賞作品『すばらしき世界』監督。
1998年生まれ、茨城県出身。
監督作『すばらしき世界』は、「PFFアワード2018」では審査員特別賞・映画ファン賞を受賞。
新作長編『万歳!ここは愛の道』は、「田辺・弁慶映画祭セレクション2019」にて上映。

團悠哉(だん・はるや)
『すばらしき世界』主演。2000年生まれの現在19歳。神奈川県在住。
8歳から子役として活動し、映画・舞台・ドラマ・ミュージカル等に出演。
『すばらしき世界』では映画初主演ながら、「第12回田辺・弁慶映画祭」男優賞を受賞した。
主な出演作は『愛と誠』『スコア!』「奇跡の人」等

金子寧々(かねこ・ねね)
『すばらしき世界』出演。1994年生まれ、宮城県出身。
繊細な感受性とその身体で表現する俳優に興味を持ち、20歳で芝居を始める。
持ち前の観察力で物事を見つめ、人間の深淵にふれる自由な表現を求め活動中。
出演作は『リバーズ・エッジ』(行定勲監督)『いま、アイン薬局にできること』など。

伊藤慶徳(いとう・けいとく)
『すばらしき世界』出演。1983年2月24日生。茨城県出身。
物心ついた頃から父親に毎年映画館に連れていかれ『男はつらいよ』と『釣りバカ日誌』の二本立てを見て育ち、渥美清さんが亡くなるまで父親と映画館に通い続ける。
その後、映画への憧れが脳にこびりつき、俳優を志す事を決める。
21歳で養成所に入り舞台に出演。
その後も演技を学びながら、映画、舞台、ドラマなど活躍の場を広げる。
近年の主な出演作は、『へたくそで上手な絵』(上田慎一郎監督) 『アウト&アウト』(きうちかずひろ監督)『日本製造』(松本優作監督)『メランコリック』 (田中征爾監督)『お嬢ちゃん』(二ノ宮隆太郎監督)など。

松崎まこと(まつざき・まこと)
映画活動家/放送作家。1964年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。
“放送作家”としては、TOKYO-MX「博士の異常な鼎談」「松嶋×町山/未公開映画を観るTV」WOWOW動画「町山智浩の映画塾」などを担当。
“映画活動家”としては、「田辺・弁慶映画祭」司会や「きりゅう映画祭」インタビュアー、「水道橋博士のメルマ旬報」の連載執筆や様々な映画イベントへの出演、インディーズ作品のプロデュースなど。
29年ぶりの監督作『ヒロイン』は、各地の映画祭などで上映展開中。映画評論家、松崎健夫とのユニット“松崎ブラザーズ”の“松崎A”。

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink

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