【ジュンク堂 難波店】
釜ヶ崎、ヨーロッパ、香港、沖縄―いまひとびとがブルジョワ体制(広い意味での)への怒りにかられ踏みしだく地団駄の音が、地鳴りとなって世界中に轟いています。
日本/世界資本主義はこの危機にあたって、ふたたび「軍事的局面の異常な肥大」(酒井氏)によって命をながらえるのか、それとも……?
環太平洋/大西洋民衆闘争史を専門とするマニュエル・ヤンさんが、初の単著刊行を記念して来阪。長年海をへだてて対話をつづけてきた盟友・酒井隆史さんと、「マルクス主義」「グレーバーのマルクス」「現代のアナ・ボル論争」「歴史と詩」「革命期/黙示のときとしての現代」等々について、思いのままに語りあっていただきます。
【プロフィール】
酒井隆史(さかい・たかし)
1965年生まれ。社会思想。大阪府立大学教員。
『通天閣 新・日本資本主義発達史』でサントリー学芸賞受賞。他の著書に『自由論 現在性の系譜学』『暴力の哲学』、共訳書にD.グレーバー『負債論』,ネグリ+ハート『〈帝国〉』など。
マニュエル・ヤン(Manuel Yang) 1974年生まれ。
歴史社会学、民衆史。日本女子大学教員。
論考に「寡頭制合衆国のサイレント・マジョリティーとリベラル主義的幻影」他。『現代思想』に連載された「ボブ・ディランがアメリカを歌う」が近々書籍化の予定。
★ 日時:2019年7月13日(土)16:00開演
★ 会場:ジュンク堂難波店 3階特設会場
★ 入場料無料(定員30名)
★ 同店3階カウンターカウンターにて予約受付中。電話予約も承ります。
【ジュンク堂書店 難波店】
TEL 06-4396-4771