2019年7月13日(土)

四方田犬彦 × 石坂健治 × 夏目深雪 トークイベント「東南アジア映画の魅力を語る!」 『躍動する東南アジア映画~多文化・越境・連帯~』(論創社)刊行記念

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アピチャッポン・ウィーラセタクンを筆頭に、東南アジア映画への注目が集まっています。アート映画からエンターテイメントまで、魅力的な映画がたくさんあることを、ご存じでしょうか?
この夏、国際交流基金アジアセンターなどが中心になり、特集上映「東南アジア映画の巨匠たち」(7/3~7/10)を行い、さらにアピチャッポン『フィーバー・ルーム』(6/30~7/3)、ガリン・ヌグロホ『サタンジャワ』(7/2)を上映・上演します。
この映画上映の公式カタログでもある本書の刊行を記念して、批評家として150冊の著書があり、東南アジア映画にも精通している四方田犬彦さんを迎えて、編著者2人とともにトークを行います。
上映作品や監督などについてお話しいただき、「東南アジア映画の魅力」をぜひ、知っていただきたいと思います。

【プロフィール】
四方田犬彦(よもた・いぬひこ)
1953年大阪府箕面生まれ。
東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学を学ぶ。
エッセイスト、批評家、詩人。
文学、映画を中心に、多岐にわたる今日の文化現象を論じる。
明治学院大学、コロンビア大学、ボローニャ大学、テルアヴィヴ大学、中央大学校(ソウル)、清華大学(台湾)などで、映画史と日本文化論の教鞭をとった。
著書は150冊に及ぶ。
『映画史への招待』サントリー学芸賞、『モロッコ流謫』伊藤整文学賞、『翻訳と雑神』『日本のマラーノ文学』桑原武夫学芸賞、『ルイス・ブニュエル』芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
主な著書に『貴種と転生・中上健次』『摩滅の賦』『先生とわたし』『歳月の鉛』『書物の灰燼に抗して』『署名はカリガリ』『無明 内田吐夢』、詩集『人生の乞食』『わが煉獄』、訳書『パゾリーニ詩集』、小説『すべての鳥を放つ』などがある。

石坂健治(いしざか・けんじ)
東京国際映画祭アジア部門プログラミング・ディレクター、日本映画大学教授・映画学部長。
1960年東京都生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了(映画学)。
1990~2007年、国際交流基金専門員としてアジア中東映画祭シリーズを担当。
東南アジアに関しタイ、フィリピン、インドネシア、マレーシアなど国別の映画祭、リノ・ブロッカ、ガリン・ヌグロホ、アピチャッポン・ウィーラセタクンなどの特集上映を企画運営。
2007年、第20回東京国際映画祭より現職。
オムニバス映画『サザン・ウィンズ』、「アジア三面鏡」シリーズ企画製作に参加。
共著『日本映画史叢書9:映画のなかの天皇―禁断の肖像』『ドキュメンタリーの海へ―記録映画作家・土本典昭との対話』『アジア映画の森 新世紀の映画地図』『アジア映画で<世界>を見る 越境する映画、グローバルな文化』など。

夏目深雪(なつめ・みゆき)
批評家、編集者。映画を中心にダンスや演劇についても執筆。
『ユリイカ』や映画パンフレットなどに寄稿。
アプリ版ぴあで「水先案内人」連載中。
東京国際映画祭の予備審査員を2008年から担当し、アジア映画の未公開作品を多く鑑賞。
大学でもアジア映画を教える。
フェスティバル/トーキョー2011主催劇評コンペ優秀賞受賞。
企画・編集・執筆した共編著『アジア映画の森 新世紀の映画地図』『アジア映画で<世界>を見る 越境する映画、グローバルな文化』『国境を超える現代ヨーロッパ映画250 移民・辺境・マイノリティ』『インド映画完全ガイド マサラムービーから新感覚インド映画へ』『アピチャッポン・ウィーラセタクン 光と記憶のアーティスト』『映画秘宝EX 激闘!アジアン・アクション映画大進撃』など。

日程 / 2019年7月13日 (土)
時間 / 18:00~19:30 開場 17:30~
料金 / 1,500円(税込)
定員 / 50名様
会場 / 本店内 小教室

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