明治の文豪 泉鏡花没後80年を記念したトークイベントの第2弾を開催します!
今回のゲストは、鏡花の浪漫と幻想あふれる世界を見事に描く、イラストレーターの山本タカトさん、中川学さん。
天守物語、草迷宮、化鳥、朱日記・・・、数々の鏡花作品に挑んできたおふたりに、「鏡花をゑがく」をテーマにお話をいただきます。
イベント当日にご購入いただいた書籍を対象とした、サイン会も予定しております。
この世に描き出された泉鏡花の幻想的な世界ひたる、ひと夏の特別な夜をお楽しみください。
【参加条件】
銀座 蔦屋書店にて下記の商品をご購入いただいた方にご参加いただけます。
・イベント参加券:2,000円/税込
【申込方法】
・店頭
・お電話 03-3575-7755
・オンラインショップ
※オンラインショップでの受付は2019年7月27日(土)午前9時の受注分までとさせていただきます。
【注意事項】
*参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の15分前からで入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
【プロフィール】
山本タカト(やまもと たかと)
1960年、秋田県生まれ。東京造形大学絵画科を卒業(’83)。
商業イラストレーターとして仕事をはじめるが、時流に背を向け、長年憧憬してきたビアズリー、クラークなどの十九世紀末美術や鈴木春信、月岡芳年など江戸・明治の浮世絵に連なる耽美世界の追求に没頭していく。
〈平成耽美主義〉を標榜した処女作品集『緋色のマニエラ』で鮮烈なデビューを飾り(’98)、以後彼が生み出すエキゾチックな独自の幻想絵画群は大きな反響を呼ぶことに。
耽美小説、幻想小説、官能小説、時代小説などの装幀画・挿絵を中心に活躍しつつ、近年は物語性から離れた大型のイコン的な創作絵画にも領域を広げ、国内のみならず海外の作品コレクターたちの間でも高い人気を博している。
「草迷宮」(2014)に続くこの「天守物語」でも、幽艶にして丹誠華麗な挿画を描き下ろし、現と幻の境界である天守で繰り広げられる数奇な恋物語をみごとに浮き立たせている。
『緋色のマニエラ』をはじめとする作品集は『ナルシスの祭壇』『ファルマコンの蠱惑』『殉教者のためのディヴェルティメント』『ヘルマフロディトゥスの肋骨』『キマイラの柩』『ネクロファンタスマゴリア ヴァニタス』など、いずれも二年おきに個展開催と同時に出版されている。
また国内外のグループ展にも精力的に参加している。
中川学(なかがわ がく)
一九六六年(昭和四十一年)生まれ。
京都の寺で住職をしながらイラストレーションを生業とする。
国内外の書籍の装丁画や挿絵を手がけ、その画風は”和POP”と評される。
近年絵本の仕事に力を入れ、『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』『だいぶつさまのうんどうかい』など話題の本を手がける一方、二〇一一年泉鏡花の初期短編『龍潭譚』を繪草紙として自費出版して以来、『絵本化鳥』『朱日記』(共に国書刊行会)、そして今刊の『榲桲〜』と泉鏡花の知られざる作品を絵本化することに情熱を傾けている。
二〇一八年、中川学圖案繪集『UKIYO』出版(玄光社) TIS会員
日程 / 2019年7月28日(日)
時間 / 18:30~20:00
場所 / BOOK EVENT SPACE
主催 / 銀座 蔦屋書店
定員 / 50名
問い合わせ先 / 03-3575-7755
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オンラインショップでの受付は2019年7月27日(土)午前9時の受注分までとさせていただきます。