ネットニュース編集者でPRプランナー・中川淳一郎さんのセミリタイアが1年1カ月後に迫っています。
『ウェブはバカと暇人のもの』がベストセラーとなり、ネット界の一つの潮流を作り上げた中川淳一郎さん。
セミリタイアまでの期間、中川淳一郎さんがお会いしたい方をお迎えして、セミリタイアに向けたB&B・嶋浩一郎とともに行うファイナルカウントダウンイベントの今回は第三回。
作家・山田詠美さんは、新著『つみびと』(中央公論新社)では、作家生活35年にして初めて現実の事件──「大阪二児置き去り死事件」──に着想を得て小説を執筆しました。
そんな山田さんですが、エッセイでは世相をユーモラスにぶった切り、違和感があるものにはバシバシと厳しい意見を繰り出します。そして、時に夫や友人とのほのぼのとした日常もつづり、細かいことにも「一言言わせて」と鋭く切り込みます。
今回のイベントでは、そんな山田さんに、昨今の世の中の風潮についてざっくばらんに酒を飲みながら批評していただきます。
もちろん『つみびと』についてもたっぷりと。
「女性セブン」の連載エッセイ「日々甘露苦露」(『吉祥寺デイズ~うまうま食べもの・うしうしゴシップ~』として単行本化)で過去に取り上げたテーマに加え、イベント当日の段階で山田さんが関心のあるものについて縦横無尽に語り合います。
ちなみに、ここ最近山田さんが言及したテーマは以下の通りです。
・芥川賞の選考委員(山田さんは委員)と、候補者について
・マイルス・デービス
・私はSNSに興味がない、使わない
・「セックス」を「エッチ」と言うのがイヤ
・「キス」を「チュー」と呼ぶのもイヤ
・「ブタメン」と「ベビースターラーメン」
・敬語を使えない店員
・夫が50代になった
・「業平橋」ブームとダジャレ
・原田龍二の不倫にまつわる「許した妻」を「寛大な奥さん」とホメる風潮への違和感
・『つみびと』について。なぜ、木嶋佳苗や東電OL殺人事件は小説にしようと思わなかったのに、「大阪二児置き去り事件」には着想を得たのか
・女は男で躓く(つまづく)ものなのか
・地方の閉塞感
・名古屋地裁の19歳娘レイプ父親の無罪判決
・「幸せ」ってなんだっけ?
・酔っ払いについて
【出演】
山田詠美(作家)
中川淳一郎(ネットニュース編集者/PRプランナー)
嶋浩一郎(編集者・クリエイティブディレクター/博報堂ケトル)
時間 _ 19:00~21:00 (18:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink
※追加チケットは販売終了しました