2019年8月10日(土)

富永京子 × 桃山商事「恋愛と社会運動から考える。 私たちはなぜ「わがまま」が苦手なのか?」 『みんなの「わがまま」入門』(左右社)『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』(文庫ぎんが堂)刊行記念

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「わがまま」というキーワードを元に、日本の若い世代がなぜ社会運動(デモや署名のような運動)というものを敬遠するのかを分析した社会学者の富永京子さん。

恋愛のメインストリームである「モテ」と「愛され」の外側にあるニッチなテーマに着目し、恋愛談義の新たな可能性を切りひらく“恋バナ収集ユニット”桃山商事さん。

社会運動と恋愛。かけ離れて見える両者ですが、どちらも「他者との共生」をめぐって行われるという点で、実は似たところがあるように思います。
実際に桃山商事さんは、定期配信中のニコ生番組「桃山商事の恋愛よももやまばなし」にて、富永さんの新刊からインスパイアされた企画【恋愛版!みんなの「わがまま」入門】を放送しています。

私たちはなぜわがままが言えないのか。なぜ他人のわがままに寛容になれないのか。
「ズルい」とか「面倒くさい」といった感覚の正体はなんなのか。
他者と時間や空間を共有するとはどういうことなのか。
多様性とは何か。自他の境界線とはどういうものなのか。
恋愛と社会運動はどうつながるのか。そもそも政治とはなんなのか──。

『みんなの「わがまま」入門』と『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』には、そのような問題を考えるためのヒントがつまっています。
そこで、富永さんと桃山商事のお三方をお招きし、「恋愛×社会運動」という、ちょっと変わった切り口でトークを展開していただこうと思います。

自分を掘り下げ、他者とつながる。そんな共生の在り方に興味がある方は、ぜひお見逃しなく!

【出演者プロフィール】
富永京子 (とみなが きょうこ)
@nomikaishiyouze
1986年生まれ。立命館大学産業社会学部准教授。
シノドス国際社会動向研究所理事。専攻は社会運動論・国際社会学。
東京大学大学院人文社会系研究科修士課程・博士課程修了後、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2015年より現職。
著書に『社会運動と若者』『社会運動のサブカルチャー化』がある。

桃山商事(ももやましょうじ)
@momoyama_radio
清田隆之(代表)、森田雄飛(専務)、ワッコ(係長)の3人からなる恋バナ収集ユニット。
2001年の結成以来、「失恋ホスト」として1200人以上の悩み相談に耳を傾け、そこから見える恋愛とジェンダーの問題を発信している。
著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)、『生き抜くための恋愛相談』(イースト・プレス)、清田名義の著書に『よかれと思ってやったのに──男たちの「失敗学」入門』(晶文社)がある。

時間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order

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