大蔵流能楽師狂言方の茂山逸平さん、ニッポン画家の山本太郎さんによるトークイベントを開催します。
7月に春陽堂書店より『茂山逸平 風姿和伝』が刊行されました。
現代で狂言を楽しむための解説、ご自身の活動、狂言のこれからなどがまとめられています。
トーク内容は現代においての古典芸能の楽しみ方、書籍内容をはじめ、9月に開催する狂言×トークイベントについて、京都岡崎 蔦屋書店のギャラリーenにて展開する関連フェアについてお話いただこうと思います。
進行・コーディネーターは書籍の構成・編集を担当された中村純さんが担当します。
<プロフィール>
茂山逸平さん(能楽師狂言方)
大蔵流能楽師狂言方 クラブsoja狂言茂山千五郎家。
曾祖父故三世茂山千作、祖父故四世茂山千作、父二世茂山七五三に師事。
4歳の時『業平餅』の童にて初舞台。その後『千歳』『三番三』『釣狐』を披く。
日本舞踊尾上流四代家元の尾上菊之丞(京都造形芸術大学非常勤講師)と逸青会を結成。今年は11年目の公演。
平成22年度京都市芸術新人賞受賞、平成27年度京都府文化賞奨励賞受賞。
山本太郎さん(ニッポン画家・京都造形芸術 大学美術工芸学科准教授)
2000年京都造形芸術大学卒業。
大学在学中の1999年に、寺社仏閣とファーストフード店が至近距離で混在する京都にインスピレーションを受け、伝統と現代、異質な文化が同居する「ニッポン画」を提唱。
その作風は現代の琳派とも評される。
2015年京都市芸術賞新人賞、京都府文化賞奨励賞受賞。
中村純(詩人・編集者・京都造形芸術 大学文芸表現学科専任講師)
1993年慶応義塾大学卒業。編集者、詩人、文筆業。
三省堂出版局等の勤務ののち、2012年東京から京都移転により独立。
著書に『いのちの源流』(コールサック社)、『草の家』(土曜美術社出版販売)等がある。
『茂山逸平 風姿和伝』(春陽堂書店刊)では、構成作家、編集を担当した。
2004年詩と思想新人賞、横浜詩人会賞受賞。
会期 / 2019年8月21日(水)
定員 / 20名(先着)
時間 / 14:00-15:30(13:30開場)
ゲスト / 茂山逸平さん、山本太郎さん(ニッポン画家)、中村純(詩人・編集者)
場所 / パークプラザ1階 共通ロビー
主催 / 京都岡崎 蔦屋書店
参加費 / 無料
協力 / 春陽堂書店、京都造形芸術大学
申込 / 店頭または、お電話にて承ります。
問い合わせ先 / 京都岡崎 蔦屋書店(075-754-0008)