8月下旬に自身初となる単著『イノベーション・スキルセット 世界が求めるBTC型人材とその手引き』を刊行する、Takram代表/デザインエンジニアの田川欣哉さん。
本書では、IoT、MaaS、OMOなど、新しいビジネスの潮流が次々と誕生する変革の時代に、メカトロニクスを中心とした旧型ビジネスを得意とする日本企業、そしてビジネスパーソンやエンジニアはどう戦えばいいのか、その手がかりを「ビジネス(B)」「テクノロジー(T)」「クリエイティビティ(C)」を統合するスキルセット=BTCスキルに求め、イノベーションを生み出す人材像がクリアに描き出されています。
今回は、そんな破壊的イノベーションの時代における「日本の勝算」について、新刊『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』が8万部突破と大きな反響を呼んでいるBIOTOPE代表の佐宗邦威氏をゲストに、存分に語り合っていただきます。
第4次産業革命の時代を、私たちはどう生き抜くか――。どうぞご期待ください。
【プロフィール】
田川欣哉(たがわ きんや)
Takram代表取締役。
英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)名誉フェロー。
1976年東京都生まれ。東京大学工学部卒業。RCA修士課程修了。デザインエンジニア。
プロダクト・サービスからブランドまで、テクノロジーとデザインの幅広い分野に精通する。
主なプロジェクトに、トヨタ自動車「e-Palette Concept」のプレゼンテーション設計、日本政府の地域経済分析システム「RESAS」のプロトタイピング、Sansan「Eight」の立ち上げ、メルカリのデザインアドバイザリなどがある。
経済産業省・特許庁の「デザイン経営」宣言の作成にコアメンバーとして関わった。
経済産業省産業構造審議会知的財産分科会委員。
グッドデザイン金賞、iF Design Award、ニューヨーク近代美術館パーマネントコレクション、未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ認定など受賞多数。
2015年から2018年までロイヤル・カレッジ・オブ・アート客員教授を務め、2018年に同校から名誉フェローを授与された。
著書に『イノベーション・スキルセット 世界が求めるBTC型人材とその手引き』。
佐宗邦威(さそう くにたけ)
BIOTOPE CEO。大学院大学至善館准教授。東京大学法学部卒。
イリノイ工科大学デザイン学科(Master of Design Methods)修士課程修了。
P&Gにて、ファブリーズ、レノアなどのヒット商品のマーケティングを手がけたのち、ジレットのブランドマネージャーを務めた。
ヒューマンバリュー社を経て、ソニークリエイティブセンター全社の新規事業創出プログラム(Sony Seed Acceleration Program)の立ち上げなどに携わったのち、独立。
B to C消費財のブランドデザインや、ハイテクR&Dのコンセプトデザインやサービスデザインプロジェクトを得意としている。
著書に『直感と論理をつなぐ思考法』『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』。
日程 / 2019年9月2日 (月)
時間 / 19:00〜20:30 開場 18:30〜
料金 / 1,500円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室