2019年10月2日(水)

瀬尾傑 × 嶋浩一郎「いま調査報道がなぜ必要なのか」

logo_bb100
講談社『現代ビジネス』の創刊編集長や数々のポストを歴任した後に『スマートニュース』に移り、「スマートニュースメディア研究所」所長となった瀬尾傑さん。

今年の6月、その瀬尾さんが代表取締役を務める『スローニュース株式会社』設立が発表されました。

同社は、ジャーナリズムの分野において特に重要視されている「調査報道」と、それを支えるジャーナリスト、メディアの活性化を目的に設立。
その最初の取り組みとして、「調査報道支援プログラム」をスタートしました。

調査報道は、報道機関やジャーナリストが独自の調査によって問題を発掘する報道の手法のこと。
かつての「ウォーターゲート事件報道」や「田中角栄金脈研究」のように、大きな社会的影響をもつ一方で、時間や費用がかかることから、近年ではその取り組みが難しくなりつつあります。

「調査報道支援プログラム』は、スローニュースが、調査報道に取り組むメディアベンチャー、NPOなどの団体や個人に対して、取材活動にかかる費用や作成したコンテンツの配信などに協力、支援するもの。

第1期プログラムの参加ジャーナリスト・団体として、フロントラインプレス合同会社、メディカルジャーナリズム勉強会が名を連ねています。

激変しつつある、メディア環境のなかで「調査報道活性化」を標榜するスローニュースが今後目指すものとは?

メディア、ジャーナリズムなどに興味のある方必見のイベントです。

【出演者プロフィール】
瀬尾傑(せお・まさる)
1965年兵庫県生まれ。同志社大学卒業。
88年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社。
経営企画室、『日経ビジネス』編集部などを経て退職。
93年講談社入社。
『月刊現代』、『FRIDAY』、『週刊現代』各編集部、ジャーナルラボなどを経て、『現代ビジネス』創刊編集長、第一事業戦略部部長などを歴任。
2018年8月にスマートニュースに入社、同年8月に設立した『スマートニュース メディア研究所』の所長に就任し、ジャーナリズムの発展や調査報道の支援に従事。
19年2月にスローニュース株式会社代表取締役を兼職。
19年4月より、インターネットメディア協会代表理事を務める。

嶋浩一郎(しま・こういちろう)
93年博報堂入社。
コーポレートコミュニケーション局で企業の情報戦略にたずさわる。
01年朝日新聞社出向、『seven』編集ディレクター。
02~04年博報堂刊「広告」編集長。
04年本屋大賞立ち上げに参画。
06年既存の手法に縛られない課題解決を目指しクリエイティブエージェンシー博報堂ケトルを設立。
主な仕事、資生堂、KDDI、J-WAVEなど。
2012年東京下北沢にブックコーディネーターの内沼晋太郎と本屋B&B開業。

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink

【重要なお知らせ】
10月1日からの消費税率の引き上げに伴い、チケット価格を変更いたします。

9月30日までにチケット購入の場合…
前売1500円+ドリンク500円(共に税込)=2000円
当日2000円+ドリンク500円(共に税込)=2500円

10月1日以降にチケット購入の場合…
前売1500円+ドリンク500円(共に税別)=2200円
当日2000円+ドリンク500円(共に税別)=2750円

くわしくはこちらのページをご覧ください。

10月1日0時より自動的に価格が切り替わりますので、
ご参加のお客さまはお早めにお申し込みください。

チケットのご予約はこちら

イベント情報の詳細はこちら