2019年10月3日(木)

畑中章宏 「連続レクチャー 宮本常一『忘れられた日本人』(岩波書店)再読」 第1回〈民俗と公共〉

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民俗学者・宮本常一の代表作『忘れられた日本人』を、畑中章宏さんと3回に分けて読み解く連続レクチャーを開催します。

宮本常一(1907-1981)は日本列島を隅々まで調査し、人々の話に耳を傾けて、忘れ去られようとする民衆の暮らしを丹念に記録しました。
その膨大な著作のなかでも、『忘れられた日本人』には先人の知恵と記憶が、生き生きとした語りでつなぎとめられています。

いまから60年近く前、1960年(昭和35年)に刊行されたこの本を読むことに、いまどのような意味があるのか? 
ここに描かれた民衆の生活文化から、現代の諸問題を解決する糸口を見い出すことはできるか?

今回の連続レクチャーでは、『死者の民主主義』や『21世紀の民俗学』などの著作を持つ畑中章宏さんが、この名作を3回に分けて読み直していきます。

第1回は〈民俗と公共〉をテーマに、「村の寄りあい」「名倉談義」「子供をさがす」「女の世間」までを取り上げます。

既読の方も、未読の方もふるってご参加ください!

第2回〈語ることの力〉(予定) 12月3日(火)
第3回〈伝承の方法〉(予定) 2020年2月4日(火)

【出演者プロフィール】
畑中章宏(はたなか・あきひろ)
民俗学者。
『災害と妖怪』 (亜紀書房)、『ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか』『蚕』(晶文社)、『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『死者の民主主義』(トランスビュー)など著作多数。

【重要なお知らせ】
10月1日からの消費税率の引き上げに伴い、チケット価格を変更いたします。

9月30日までにチケット購入の場合…
前売1500円+ドリンク500円(共に税込)=2000円
当日2000円+ドリンク500円(共に税込)=2500円

10月1日以降にチケット購入の場合…
前売1500円+ドリンク500円(共に税別)=2200円
当日2000円+ドリンク500円(共に税別)=2750円

くわしくはこちらのページをご覧ください。

10月1日0時より自動的に価格が切り替わりますので、
ご参加のお客さまはお早めにお申し込みください。

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1,500yen + 1 drink order
■当日店頭2,000yen + 1 drink order

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