『ソナチネ』『GONIN』『RAMPO』『ハチ公物語』――80~90年代、低迷する日本映画界で一人、気を吐いたスタープロデューサーが奥山和由氏です。
深作欣二、北野武、五社英雄、大林宣彦、萩原健一、樹木希林、本木雅弘、佐藤浩市、竹中直人…映画界の名監督、名優とともに歩み続けた奥山和由の半生を、『あかんやつら』『天才 勝新太郎』『鬼才 五社英雄の生涯』の春日太一氏が聴き手を務めた初の書籍がついに出来上がりました。
ビートたけしを監督に抜擢した『その男、凶暴につき』、監督と対立し、自らもメガホンをとった『RAMPO』、今村昌平に2度目のカンヌグランプリをもたらした『うなぎ』など話題作、ヒット作を飛ばし続けた。
35歳で松竹の取締役になるなどわが世の春を謳歌するが、突然のクーデターで松竹を追われ……と波乱万丈の映画人生を送ってきた奥山和由氏。
今回は八重洲ブックセンターのみの特別ゲストとして、同時代を併走してきた名プロデューサー・鍋島壽夫さんをお迎えします。
鍋島さんは奥山和由氏とは『ハチ公物語』『その男、凶暴につき』らを共に手掛け、『四十七人の刺客』『バトル・ロワイアル』『日本のいちばん長い日』など90作品を超える映画をプロデュースしてきました。
春日太一氏が奥山和由氏&鍋島壽夫氏から「あの時、日本映画界の歴史はどう動いたのか」「あの名作の知られざる舞台裏とは」――存分に聞き出します。
※ご好評につき、満席となりました。ただいまキャンセル待ちを承っております。キャンセル待ちの方は、ご参加可能になりましたら、予約確定メールが送付されます。
《登壇者紹介》
奥山和由
1954年生まれ。
映画プロデューサーとして『ハチ公物語』『遠き落日』『226』などで記録的大ヒットを収める。
一方、北野武、竹中直人、坂東玉三郎それぞれを新人監督としてデビューさせる。
また今村昌平監督で製作した『うなぎ』は、第50回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞。
94年には『RAMPO』を初監督、99年『地雷を踏んだらサヨウナラ』はロングラン記録を樹立。
日本アカデミー賞優秀監督賞・優秀脚本賞、日本映画テレビプロデューサー協会賞、藤本賞、他多数受賞。
春日太一
1977年生まれ。時代劇・映画史研究家。
『天才 勝新太郎』『仲代達矢が語る日本映画黄金時代 完全版』『あかんやつら 東映京都撮影所血風録』『鬼才 五社英雄の生涯』『美しく、狂おしく 岩下志麻の女優道』など著書多数。
鍋島壽夫
1953年生まれ。
『四十七人の刺客』『バトル・ロワイアル』『日本のいちばん長い日』など90作品を超える映画をプロデュース。
日本を代表する映画プロデューサーの一人。
三船プロダクション、ライトヴィジョン、東映東京撮影所などで重役を歴任。
奥山和由とは『ハチ公物語』『その男、凶暴につき』などを共に手掛けた。
日時 / 2019年10月26日 (土) 14:00~15:30 (開場13:00)
会場 / 本店 8F ギャラリー
募集人員 / 100名 ←好評のため増席しました! ※ご好評につき、満席となりました。ただいまキャンセル待ちを承っております。キャンセル待ちの方は、ご参加可能になりましたら、予約確定メールが送付されます。
申込方法 / 下の「予約受付カレンダー」で10/26(土)14:00の当イベントを選択していただき、お申し込みフォームにご記入のうえご送信ください。
予約完了メールをご返信いたします。
※「ybc-ev@yaesu-book.co.jp」からの予約完了メールを受け取れる状態にしておいてください。
※ご参加には当店での対象書籍のご購入が必要です。1階インフォメーションカウンターにご用意しますので、お申し付けください。
開演1時間前からは、8階会場入口で対象書籍のご購入ならびに入場受付をいたします。
開演直前は混雑しますので、お早めにご来場ください。
▼参加対象書籍
『黙示録 映画プロデューサー奥山和由の天国と地獄』
(文藝春秋刊、本体1,900円、10月10日発売)
※書籍の発売前でもご予約できます。
※このイベントは、八重洲ブックカードゴールド会員の方は購入なしで聴講いただけます。
主催 / 八重洲ブックセンター