2019年11月27日(水)

<エドワード・ゴーリーの優雅な秘密>展覧会閉会記念 世界的コレクターと翻訳者、編集者が語るエドワード・ゴーリーの魅力と謎 濱中利信 × 柴田元幸 × 田中優子(河出書房新社編集部)

2000年秋から日本で刊行が始まったエドワード・ゴーリーの絵本は、今年の新刊『狂瀾怒濤 あるいは、ブラックドール騒動』まで実にシリーズ30冊、累計55万部以上、代表作『ギャシュリークラムのちびっ子たち』は36刷のロングセラーです。

初の回顧展である<エドワード・ゴーリーの優雅な秘密>は2016年4月に始まり、好評につき2年間の巡回が今年まで延長されました。そしてついに、この11月24日まで開催の練馬区立美術館で、巡回が終わります。
この展覧会に多くのコレクションを貸与したのが、世界的に著名なコレクターである濱中利信さん。

回顧展の閉会を節目に、コレクター濱中さんを囲み、翻訳者柴田元幸さんと編集者がこれまでのゴーリー作品について振り返りつつ、ゴーリーの魅力や謎を語ります。濱中さんのさらなるコレクションもお披露目なるかもしれません。

日程:2019年11月27日 (水)
時間:19:00〜20:30 開場 18:30〜
料金:1,540円(税込)
定員:50名様
会場:本店内 小教室

濱中利信 はまなか・としのぶ
1961年東京生まれ。日本で最初のエドワード・ゴーリーに関するホームページ「Wonderful World of Edward Gorey」を開設。世界的に著名なゴーリーのコレクター。

柴田元幸 しばた・もとゆき
翻訳家、東京大学名誉教授。東京都生まれ。
ポール・オースター、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソンなど、現代アメリカ文学を数多く翻訳。
2010 年、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』(新潮社)で日本翻訳文化賞を受賞。
最近の翻訳に、スチュアート・ダイベック『路地裏の子供たち』、スティーヴン・ミルハウザー『私たち異者は』(白水社)、近刊に『「ハックルベリー・フィンの冒けん」をめぐる冒けん』(研究社)。
文芸誌『MONKEY』、および英語文芸誌Monkey Business 責任編集。2017 年、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。

田中優子 たなか・ゆうこ
河出書房新社の編集者。雑誌「文藝」編集部を経て、海外翻訳書籍に携わる。版権輸入のみならず日本文学の海外輸出も担当。
アディーチェ『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』ほかノンフィクションから、ブルーノ・ムナーリ作品、ショーン・タン作品などを担当。最新の担当作品でお薦めなのは、ブラティスラヴァとボローニャ・ラガッツイのダブル受賞で世界が瞠目するウクライナの新進絵本作家(ユニット)、ロマナ・ロマニーシンとアンドリー・レシヴの『うるさく、しずかに、ひそひそと』

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