2019年12月23日(月)

自分の仕事や暮らしを、自分たちでつくる幸福について 西村佳哲 トークイベント 『増補新版 いま、地方で生きるということ』(ちくま文庫)刊行記念

与えられた範囲内の自由でなく、仕事や暮らしを、自分たちでつくり出してゆく自由。社会変革のような大きな物語でなく、身近で具体的なことに、時間とエネルギーを注いでいる人々のあり方。ミシマ社の『いま、地方で生きるということ』(2011)には地方と都市の対立というより、そんな人々の姿が描かれていました。
新たなあとがきを加え、頁数も3割増となった文庫版の出版を記念して、著者によるトークイベントを開催します。

いわゆる移住ブームが去ったと言われる現在、「どこで・だれと・なにをして生きてゆくか?」というテーマは、ようやく落ち着いて考えられる状況を得ているのではないでしょうか。執筆から8年を経て、社会の変化や、著者の居所をめぐる話を聞きながら、集まった一人ひとりが自分のことを考えられる時間になれば。どうぞお越しください。(サイン会も準備しています)

西村佳哲
1964年生まれ。リビングワールド代表。プランニング・ディレクター。多摩美術大学、京都工芸繊維大学非常勤講師。つくる/教える/書く、の三種類の仕事を手がける。働き方研究家。著書に『ひとの居場所をつくる』(筑摩書房)、『自分の仕事をつくる』、『自分をいかして生きる』、『かかわり方のまなび方』(ちくま文庫)、『なんのための仕事?』(河出書房新社)、『自分の仕事を考える3日間 Ⅰ』『みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?』『わたしのはたらき』『一緒に冒険をする』(弘文堂)などがある。

日程:2019年12月23日 (月)
時間:19:00〜21:00 開場 18:30〜
料金:1,100円(税込)
定員:110名様
会場:本店 大教室

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書籍情報
『増補新版 いま、地方で生きるということ』(ちくま文庫)
り方。どこで、だれと、なにをして生きてゆく? 「いま、地方で…」というテーマを片手に、東京を離れ11名を訪ねて回ったロードムービーのような幸福論。8年後のインタビューを大幅に加えた決定版。

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