ライター&老年学研究者・島影真奈美さんの『子育てとばして介護かよ』(KADOKAWA)が今年9月に刊行されました。
同書は、「仕事は辞めない」「同居もしない」……いまの生活に「介護」を組み込むことに成功した著者の、笑いと涙の「同居しない」介護エッセイです。
この刊行を記念し、トークイベントを開催します。
テーマは、「<働くわたしたちと親の老い>会議~『同居しない』という選択」。
ゲストは、ともに「同居しない介護」を実践中の料理家の金子文恵さんと、ブロガーの和田亜希子さん。
金子さんは、遠距離介護の実体験から生まれた高齢者向け“つくりおき”レシピが話題。
現在も月1回ペースで実家を訪れ、認知症の実父のためにおいしいごはんを作り続けています。
「遠距離介護と冷凍おかず」のレッスンでは、同じ悩みをもつ人たちとの交流の場にもなっているとか。
和田さんは、シェアハウスを拠点に実家を行き来しながら、ご両親の入院やおばさまの施設生活をサポート中。
ひとりで3人の高齢の方の生活を見守る大変さは想像に難くありませんが、小型バイクでの日本一周沿岸ツーリングに被災地ボランティア、焚き火、キャンプと精力的に活動されています。
離れて暮らす親がある日突然、介護が必要になったらどうする……?
気にはなっても、いざ相談しようと思うと案外、相手に困るのが「親の老い」問題。
三者三様の「同居しない介護」経験談に耳を傾けながら、ああでもない、こうでもないと話し合いましょう。
ビール片手にワイワイやりとりしたことが、いつかやってくる“その日”の重荷を減らしてくれるかもしれません。
継続的な会として育てていきたい「<働くわたしたちと親の老い>会議」にぜひご参加ください!
【出演者プロフィール】
島影真奈美(しまかげ・まなみ)
1973年宮城県仙台市生まれ。
国内で唯一「老年学研究科」がある桜美林大学大学院に社会人入学した矢先の2017年春、夫の両親の認知症が同時発覚する。
まさかのダブル認知症におののきながらも、「介護のキーパーソン」として別居介護に参戦。
現在も仕事・研究・介護のトリプル生活を送る。
実体験をもとに、新聞や雑誌、ウェブメディアなどで「もめない介護」「仕事と介護の両立」「介護の本音・建前」「介護とお金」などをテーマに広く執筆を行う。
特技は失せもの探し、親を説得せずに“その気”にさせること。
今年9月に『子育てとばして介護かよ』(KADOKAWA)を刊行。
金子文恵(かねこ・ふみえ)
北海道生まれ。
文化服装学院を卒業後、ファッションデザイナーとして活動。
その後、おもてなし好きが高じて料理家に転身。
数年前より、認知症の父のために、月に一度実家に戻ってごはんを作り続けている。
「遠距離介護と冷凍おかず」のレッスンを開催し、同じ悩みを持つ40代、50代の参加者と語り合い、自身の体験を生かしたレシピを紹介する活動を続けている。
近著に『なにしろ、親のごはんが気になるもので』(家の光協会)。
ふみえ食堂
和田亜希子(わだ・あきこ)
1994年早稲田大学政治経済学部卒。
都市銀行、検索エンジン会社勤務を経て2001年に独立。
1998年からサイト運営・アフィリエイトを開始(国内初のアフィリエイト専門情報サイトを開設した第一人者)。
2004年からアフィリエイト関連書籍を多数出版。
2009年以降は自らを「ミニサイトづくり職人」と名乗り、ミニサイト制作・運営に注力。
現在はミニサイトづくりをテーマとしたワークショップを開催する他、セミナー講師も務める。
著書に『ミニサイトをつくって儲ける法』(日本実業出版社)。
WADA-blog(わだぶろぐ)
【重要なお知らせ】
10月1日からの消費税率の引き上げに伴い、チケット価格を変更いたします。
9月30日までにチケット購入の場合…
前売1500円+ドリンク500円(共に税込)→2000円
当日2000円+ドリンク500円(共に税込)→2500円
↓
10月1日以降にチケット購入の場合…
前売1500円+ドリンク500円(共に税別)→2200円
当日2000円+ドリンク500円(共に税別)→2750円
くわしくはこちらのページをご覧ください。
10月1日0時より自動的に価格が切り替わりますので、ご参加のお客さまはお早めにお申し込みください。