大型作品展示「EVEREST」の関連イベントとして、アーティストトークを行います。
2度目のエヴェレスト登頂(2011年)と、2度にわたるK2遠征(2015年、2019年)について、そして2冊同時に刊行された写真集についてお話いただきます。
[対象書籍のご紹介]
『EVEREST』
世界最高峰エヴェレスト(標高8,848m)。
2001年、23歳の石川直樹はチベット側からこの山に登頂。当時、世界最年少で七大陸最高峰登頂を果たす。
そして10年後。今度はネパール側から再び登頂をめざして出発。2011年5月20日6時12分、石川は再び世界最高峰の頂に立った――
本書は2011年のエヴェレスト遠征を中心に、その後のローツェ、マカルー遠征などヒマラヤ行の際に撮影された写真を加えて構成された、石川直樹による「EVEREST」写真の集大成。
ネパール・クンブー地方の交易路であるエヴェレスト街道にはじまり、世界最高峰の気高い山容、行くことすら困難な高所氷河の風景や雪崩の様子、登頂をめざす登山者たちの息遣いまでをも感じさせる、「エヴェレスト」の決定版とも呼ぶべき写真集。
「石川は、彼と一緒に我々をエヴェレストに誘っているようだ。
一歩一歩、登れば登るほど耐え難くなる肉体的な負担や疲れを味わわせ、ついに登頂した我々は、足元からそびえ立つ荘厳な峰々を前に唖然とする」――フィリッポ・マッジャ(キュレーター/写真評論家)
『EVEREST / K2』
本書「EVEREST / K2」は、2度目のエヴェレスト登頂(2011年)と、2度にわたるK2遠征(2015年、2019年)で撮影された写真を中心に構成された超大型写真集です。
世界最高峰の山が垣間見せる、厳しくも多彩な山容。そして、最も危険な山と言われる世界第2位の高峰への写真家の道程。
本書では石川が実際の登攀中に撮影した写真群をすべて見開きの大画面で構成しました。
ブックデザインには、東京オペラシティで開催された石川氏の集大成的展示「この星の光の地図を写す」の写真集も手掛け、自在な発想と表現力で新たなクリエイションを生み出すデザインユニット「KIGI(キギ)」が担当。
中判フィルムカメラによって切り取られた山々の威容を、写真家の息遣いとともに大画面でご堪能頂けます。
「EVEREST」「K2」で撮影されたオリジナルプリント2枚も付属。
[参加条件]
銀座 蔦屋書店にて下記の商品のいずれかをご購入いただいた方にご参加いただけます。
・イベント参加券:1,650円/税込
・書籍付きイベント参加券【サイン入】『EVEREST』:5,280円/税込
・書籍付きイベント参加券【サイン入】『EVEREST / K2』:418,000円/税込
[申込方法]
・店頭
・お電話 03-3575-7755
・オンラインショップ
※オンラインショップでの受付は2019年12月21日(土)午前10時の受注分までとさせていただきます。
[注意事項]
*参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の15分前からで入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*イベント参加者によるイベントの模様の撮影、録音、記事化はお断りしています。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
[プロフィール]
石川 直樹 (いしかわ なおき)
1977年東京生まれ。写真家。
東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。
人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。
『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。
『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。
著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。
最新刊に、エッセイ『極北へ』(毎日新聞出版)、ヒマラヤの8000m峰に焦点をあてた写真集シリーズの7冊目となる『Gasherbrum II』(SLANT)、水戸芸術館や初台オペラシティをはじめ全国6館を巡回した個展のカタログでもある大冊『この星の光の地図を写す』(リトルモア)など。
都道府県別47冊の写真集を刊行する『日本列島』プロジェクト(SUPER LABO×BEAMS)も進行中。
時間 / 19:00~20:30
場所 / BOOK EVENT SPACE
主催 / 銀座 蔦屋書店
定員 / 60名
問い合わせ先 / 03-3575-7755
協力 / CCCメディアハウス
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オンラインショップでの受付は2019年11月21日(木)午前10時の受注分までとさせていただきます。