2020年1月13日(月)

福森伸 × 尹雄大トークセッション「普通っていったい何だろう。 <私たち>の生き方とは。」 『ありのままがあるところ』(晶文社)刊行記念

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12月中旬に刊行された『ありのままがあるところ』(晶文社)。
本書の舞台は鹿児島県にある「しょうぶ学園」。
1973年に誕生した、知的障がいや精神障がいのある方が集まり、暮らしている複合型の福祉施設です。

現在世界的な注目を集める「しょうぶ学園は」どのような歩みを経て、クラフトやアート作品、音楽活動が国内外で高く評価される現在の姿に至ったのでしょうか。

「ここにいると当たり前が逆転するんです」と語る福森さん。

人々が真に能力を発揮し、のびのびと過ごすために必要なこととは?
改めて「本来の生きる姿」とは何かを問い直すこころみ。

著者の福森伸さんと構成を担当された尹雄大さん(『やわらかな言葉と体のレッスン』)が取材時のエピソードや本書に収まりきらなかったテーマなどについて縦横無尽に語り明かします。

今よりもっと自由に、もっと健やかに生きるために。

※トークセッション終了後、お二人のサイン会も開催いたします。

【プロフィール】
福森伸(ふくもり・しん)
1959年鹿児島県生まれ。知的障がい者支援施設しょうぶ学園統括施設長。
1983年より「しょうぶ学園」に勤務。木材工芸デザインを独学し、「工房しょうぶ」を設立。
特に2000年頃より縫うことにこだわってプロデュースした「nui project」は、国内外で作品が高く評価されている。
また、音パフォーマンス「otto&orabu」・家具プロジェクト・食空間コーディネートなど「衣食住+コミュニケーション」をコンセプトに、工芸・芸術・音楽等、新しい「SHOBU STYLE」として、知的障がいをもつ人のさまざまな表現活動を通じて多岐にわたる社会とのコミュニケート活動をプロデュースしている。

尹雄大(ゆん・うんで)
1970年神戸生まれ。
政財界人やアスリート、アーティストなど約1000人に取材し、そうした経験と様々な武術を稽古した体験をもとに身体論を展開している。
主な著書に『やわらかな言葉と体のレッスン』『脇道にそれる』(春秋社)、『体の知性を取り戻す』(講談社現代新書)、『増補新版 FLOW 韓氏意拳の哲学』(晶文社)など多数。

日程 / 2020年1月13日 (月)
時間 / 18:00〜19:30 開場 17:30〜
料金 / 1,540円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室

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