2020年1月10日(金)

増山実さん × 落語家・桂二葉さんによる落語とトークイベント 「甘夏とオリオン」(カドカワ)発刊記念

【隆祥館書店】
『甘夏とオリオン』は、現代に生きる若手女性落語家の成長物語です。
しかしただそれだけではありません。
上方落語の主な舞台である下町=西成・玉出と、商売人の町=船場が舞台の、町の物語です。そして「町」の物語であると同時に「待つ」物語でもあります。
増山さんが、この物語を書かれた、もう一つの大きな動機、それは、今、日本の社会が、どんどん不寛容な社会になっている、そんな世の中に対するアンチテーゼとして、「落語」という「寛容な世界」を思う存分に描こうと思われたそうです。
執筆にあたっては、隆祥館書店にもお越しいただいた桂二葉さんという、この上なく魅力的な噺家さんの協力を仰ぐことができたそうです。
「この作品が成功しているとすれば、ひとえに彼女のおかげです。」と仰る増山さんと、二葉さんの落語と私との鼎談を、存分にお楽しみいただこうと企画しました。
この機会にぜひ!!

【プロフィール】
増山実
1958年大阪府生まれ。
2012年に『いつの日か来た道』で第19回松本清張賞最終候補となり、それを改題した『勇者たちへの伝言』で2013年デビュー。
同作は2016年、「第4回大阪ほんま本大賞」を受賞。
2019年12月、最新作『甘夏とオリオン』(KADOKAWA)を刊行。
他の著書に『空の走者たち』、『風よ僕らに海の歌を』『波の上のキネマ』がある。

桂二葉
桂米朝一門、桂米二の二番弟子。2011年入門。
ふるき良き大阪ことばが息づく古典落語を守り演じながらも、上方落語の新しい世界を予感させる高座が人気。
毎月第1月曜、毎日新聞夕刊でコラム『桂二葉のけったいなやっちゃ!勝手に大阪弁案内』の執筆も。
大阪市東住吉区出身。

司会 二村知子 (ふたむら ともこ)
井村雅代コーチ(当時)に師事し、シンクロナイズドスイミングを始め、現役時代はチーム競技で2年連続日本1位、日本代表として出場したパンパシフィック大会では2年連続世界第3位に。現役引退後、隆祥館書店に入社。
2011年から「作家と読者の集い」と称して作家と読者の思いを直接つなぐト-クイベントを開催、メディアでは、知らされていない真実を追求する場として注目されている。
2016年からは「ママと赤ちゃんのための集い場」を毎月開き、2019年4月からは、臨床心理士である宝上真弓先生と子育てに悩む親御さんのために絵本選書の無料サ-ビスを始め、温かい社会を目指している。

開催日: 2020年1月10日 金曜日
時間:18:30開場  19:00~21:00 
会場:
参加費:3.500円(内訳:参加費1,740円+『甘夏とオリオン』1,760円 )   
ト-クイベントのみ:2,500円 当日の場合:参加費500円アップになります。(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)

*振込先 三井住友銀行上町支店  
(普通) 1353923          
カ)リュウショウカンショテン     
※ お振込みのお客様は、振込票をご持参ください。

申込み・お問合せ:隆祥館書店 TEL:06-6768-1023 
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
*Eメ-ルryushokan@eos.ocn.ne.jp
主催: 隆祥館書店      後援:カドカワ

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