2020年1月19日(日)

海部健三 × 橋本正平「結局、私たちは今年もウナギを食べていいのだろうか?」 『結局、ウナギは食べていいのか問題』(岩波書店)刊行記念

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生息数が年々減少し、今や絶滅危惧種に指定されているニホンウナギ。

けれど、「美味しいものは美味しいし、できるのなら食べ続けたい!」というのが私たち消費者の本音ではないでしょうか。

2019年7月に岩波書店より刊行された『結局、ウナギは食べていいのか問題』は、「これからもウナギを食べてもいいのか」という悩みに対し、適切な判断をするためのヒントを与えてくれる書物です。

著者である海部健三さんはウナギ保全の専門家であり、イベントではウナギを取り巻く素朴な疑問に対し、最新の知見に基づいて答えていただきます。

ゲストには八重洲にある老舗鰻屋「鰻 はし本」四代目店主・橋本正平さんをお迎えします。
橋本さんはバックバッカーとしてアメリカ・アジア各国を渡り歩き、DJをはじめとした音楽活動を経て、プロの蒲焼き職人となったという異色の経歴の持ち主です。

「うなぎの未来の相談会」という活動もされているお二人に、「ウナギのこれから」について存分にお話しいただきます。

ぜひご参加ください!

【出演者プロフィール】
海部健三(かいふ・けんぞう)
1973年東京都生まれ。
中央大学法学部准教授・中央大学研究開発機構ウナギ保全研究ユニット長。
1998年に一橋大学社会学部を卒業後、社会人生活を経て2011年に東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程を修了し、博士(農学)の学位を取得。
東京大学大学院農学生命科学研究科特任助教、中央大学法学部助教を経て、2016年より現職。
専門は保全生態学。
主な著書は『わたしのウナギ研究』(さ・え・ら書房、2013)、『ウナギの保全生態学』(共立出版、2016)。

橋本正平(はしもと・しょうへい)
1979年東京都生まれ。八重洲「鰻 はし本」四代目店主。
高校卒業後、音楽活動やバックパッカーを経て24歳で「鰻 はし本」に入社。
現在は中小の鰻生産者と鰻の新しい価値付け(ブランディング)や、鰻資源の保全に対して何ができるのかなどに、鰻/川魚料理師として取り組んでいる。

時間 _ 15:00~17:00 (14:30開場)
場所 _ 本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
▼入場料
■前売1500円+ドリンク500円(ともに税別)
■当日2000円+ドリンク500円(ともに税別)

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